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三倉 健太朗 医師

KENTARO MIKURA

地域に根ざした“町のお医者さん”として。糖尿病・内分泌疾患を中心に幅広い症状に対応する

聖マリアンナ医科大学卒業後、研修を経て昭和大学藤が丘病院 糖尿病・代謝・内分泌内科へ。大学病院や甲状腺専門病院にて経験を積み、『三倉医院』の一員となる。

三倉 健太朗 医師

三倉 健太朗 医師

三倉医院

川崎市宮前区/宮前平/宮前平駅

  • ●糖尿病内科
  • ●内分泌内科
  • ●内科

父の背中を追って医師になり、大学病院で経験を積む

三倉 健太朗 医師

『三倉医院』は私の父が1995年に開業しました。幼い頃から父の背中を見て育ちましたので、ぼんやりとではありますが「将来は自分も医師になるのかな」という気持ちがありました。ですが中学・高校は成績が良かったわけではなく、どちらかというと勉強は得意ではありませんでした (笑)。それでも2年間の浪人生活を経て医学部に入学することができました。
その後医学部を卒業して研修医になりましたが、中学時代から10年以上アイスホッケーを続けていたこともあり、当初はスポーツによるけがを治療する整形外科や、命と向き合う救急科に興味を持っていました。ただ実際に自分が診療する場面を想像したとき、患者さんと並んで話をしている姿が頭に浮かんだのです。患者さんとお話をしながら病気の原因を探り、患者さんと一緒になって治療法を考える……。そんな医療を実現できるのが内科医であり、私が専門とする糖尿病や内分泌疾患の分野でした。初期研修修了後は昭和大学藤が丘病院の糖尿病・代謝・内分泌内科に籍を置いて経験を積み、日本内科学会総合内科専門医、日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医などの資格を取得しました。

開業から30年近く。地域に根ざした“町のお医者さん”として

三倉 健太朗 医師

開業当初から診療を続けていた場所を離れ、宮前平駅の近くに移転してきたのは2011年でした。私も大学病院で診療する傍ら週に一度こちらで外来を担当していたのですが、2024年4月より当院に軸足を据えて診療するようになりました。クリニックが入る建物は駅から歩いて1分もかからない距離にありますし、2階まではエレベーターをご利用いただけますので、足元に不安のある患者さんにも足を運んでいただきやすいかと思います。
この地で診療を始めて30年ほどが経ち、院長である父と親子二人で診療するようになったとはいえ、当院が“町のお医者さん”であることに変わりはありません。これまでどおり風邪や腹痛などの日常的な病気に幅広く対応する一方で、特別な時間枠を設けて発熱外来も開設しています。また川崎市の健診や各種予防接種などをとおして、地域の皆さまの健康を支えてまいります。院長が担当する外来は予約なしで受診いただけますので、気になる症状がありましたら遠慮なくご相談ください。

地域の中の身近な場所で大学病院レベルの診療を提供

三倉 健太朗 医師

町のお医者さんでありながらも、専門性(特に糖尿病・内分泌領域)の高い診療をご提供できることが当院の強みの一つと考えます。たしかに大学病院に比べると設備面に差はあるものの、患者さんを診る医師は同じです。会社帰りなどに気軽に立ち寄れるクリニックで大学病院と同等レベルの医療をご提供することは、患者さんにさまざまなメリットをもたらすものと期待しています。
当院ではレントゲンや超音波(エコー)のほかに動脈硬化の進行度を確認できるABIなども導入しています。また糖尿病の指標となるHbA1cや血糖値、CRP(炎症反応)の数値を10分程度で計測できる機器を活用し、迅速な診断・治療に役立てています。検査の結果、必要があれば管理栄養士による栄養指導を受けていただいたり、理学療法士によるリハビリテーションを実施したり、多職種連携によるチーム医療で一人の患者さんをトータルサポートいたします。

糖尿病・内分泌領域における専門的な診療を行う

私が専門にする糖尿病や甲状腺の病気は、ホルモン(内分泌)の異常によって生じる内分泌疾患と言えます。ホルモンは私たちの体のさまざまな場所でつくられ、体内環境を調節する役割を担っています。このためホルモンが過剰に分泌されたり、分泌量が低下したりすると、さまざまな症状を引き起こすことになります。
たとえば糖尿病の症状として多飲・多尿などがありますが、これらの症状がみられると患者さんの多くは泌尿器科を受診されるのではないでしょうか。また甲状腺の機能低下により気分が沈んだり、更年期のような症状が現れたりすると、心療内科や婦人科を受診されるかもしれません。泌尿器科や心療内科で問題が解決すればいいのですが、そうでない場合はホルモンの異常を疑ってみることも大切です。これまでにも「眠れない」と受診された患者さんについて詳しく調べたところ、甲状腺の病気が見つかったことがありました。いろいろな診療科を受診しても問題が解決しない場合や「何科にかかったらいいかな?」と迷ってしまうような場合は一度ご相談いただければと思います。

これから受診される患者さんへ

当院は昔ながらの町のお医者さんとして「困ったことがあったら何でもご相談いただきたい」と考えております。ですが、当院で全ての患者さんの治療を行うことが最良の医療とは限りません。患者さんの病状を拝見して大学病院などへご紹介することもあれば、近隣の皮膚科への受診をおすすめすることもあるでしょう。当院の役割は常に“患者さん第一”の視点で考え、個々の患者さんにとって最良の医療をご提案することと考えています。患者さんと向き合いながら、「ここならまた来たい」と思っていただけるような診療をしたいと考えておりますので、何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

三倉 健太朗 医師 MEMO

総合内科専門医 /糖尿病専門医 /内分泌代謝科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:聖マリアンナ医科大学
  • 趣味・特技:英会話、筋トレ、ランニング、アイスホッケー
  • 好きな本:伊坂幸太郎作品
  • 好きな映画:『フォレスト・ガンプ』
  • 好きなアーティスト:Avicii、Bruno Mars
  • 好きな場所・観光地:自宅/南国(宮古島、ハワイ)

三倉 健太朗 医師から聞いた
『糖尿病』

三大合併症に加えて、急性合併症にも要注意

糖尿病の中でも患者数の多い2型糖尿病は、食べすぎやデスクワークによる運動不足などの生活習慣に起因して発症することが多いです。いったん発症すると治癒を期待するのは難しいため、病気と上手に付き合っていく必要があります。治療では食事療法や運動療法によって生活習慣を整え、必要があれば内服薬による治療が行われることが一般的です。

糖尿病は神経・目・腎臓に生じる三大合併症をいかに予防するかが大事です。また、お薬や生活習慣の変化によって急性の合併症が生じる可能性があるため注意が必要です。たとえば夏の暑い時期にスポーツドリンクを多量に摂取すると血糖値の上昇を招き、倦怠感や体重減少につながる恐れがあります。なお、自己判断でインスリン注射を中止することは非常に危険ですから、必ず医師の指示にしたがうようにしましょう。

グラフで見る『三倉 健太朗 医師』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION