千年ファミリークリニック
川崎市高津区/千年/武蔵新城駅
- 内科
- 小児科
- 皮膚科
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林 ゆき子 院長への独自インタビュー
患者さんあらゆるニーズに応える「家庭医」をめざして
私がまだ小さい頃のことです。少し離れたところに祖母が住んでいたのですが、祖母はずっと喘息を患っていました。苦しくなってくると母親に電話を掛けてくることになるのですが、病院に一緒に連れ添っていくことが頻繁にありました。その都度、お医者さんがベストを尽くしてくださり、祖母が少し回復するということの繰り返しでしたが、子供心にそのお医者さんに対して憧れのような気持ちを抱くようになっていました。自分も医療人として困っている人に貢献出来たらと考えるようになったんです。
患者さんは必ずしも1つの病気に悩まされているわけではありません。腰痛を抱えている方が風邪を引くこともままあります。そうしたものを総合的に診たいという私の思いがあり、勤務してきた病院では循環器内科や呼吸器内科といったほぼ全ての内科診療に加え、小児科や皮膚科、整形外科に至るまで科の垣根を越えて勉強を積まさせていただきました。
ひとつの分野で究極を求めるよりは、家庭医として様々なことを深く識り、患者さんを癒してさしあげたいと考えたんです。
子供から大人まで、ご家族みなさんの健康をしっかりサポート
私は、お子さんからご高齢の方まで幅広い世代の家庭医として皆さんを癒したい、更には、ご本人のみならずご家族を含めた様々な背景や人生観、年齢や家庭環境も考慮し、患者さんのQOL(Quality Of Life)を高く維持できる親身な医療を施したいと考え、2011年3月に「千年ファミリークリニック」を開院致しました。
世代別人口分布によれば、このエリアは乳児からご高齢の方まで幅広い世代の方がお住まいになっている地域です。この地域であれば私が思い描いている地域密着型の医療が実現できると考えました。川崎の千年という地を選んだのには、そういう理由があります。
私は、内科全般に加え皮膚科や小児科の経験もありますので、複数の科にまたがる疾病について、ひとつところで相談していただけることは当院の便利な点かと思います。
家族みんなで風邪をひいてしまっても、忙しいお母さんはお子さんを小児科に連れていくのが時間的にやっとで、ご自分のことは後回しになってしまう傾向があります。そうこうしているうちにお母さんは風邪をこじらせてしまうといことも少なくないと思います。
私自身も子を持つ母として、その気持ちは実感として分かります。そういう時に、お子さんの受診と同時にお母さんもその場で診察を受けて早く楽になっていただけたらという思いがあるのです。開院してまだ日が浅いのですが、お父さんとお母さん、お子さんの3人同時に診察室で受診されたご家族もおられました。1回の来院で患者さんの家族全体を診て、数日後に皆さんがだいぶ元気になっているのを見ると、本当に嬉しくなりますね。