伊東 靖人 院長
ITO YASUTO
白内障の日帰り手術にも対応
眼科専門医として最適な医療を提供
聖マリアンナ医科大学を卒業後、眼科を専門に研鑽を積む。大学病院や総合病院で20年あまり経験を重ね、「溝の口駅」そばに開業。
伊東 靖人 院長
いとう眼科
川崎市高津区/下作延/溝の口駅
- ●眼科
- ●小児眼科
眼科専門医としてのスキルをいかして、地域医療に貢献する
わたしは大学時代から、歯科、眼科、耳鼻科、皮膚科など表に出ている器官を診る診療科に行きたいと考えていました。治療行為の結果が目に見えてわかりやすく、患者さんからの反応が得やすいところを志望していたのです。内科でも診療行為の中で患者さんとコミュニケーションをとっていくわけですが、臓器は体の中に隠れていますから、自分の目で確認することができません。またさまざまな要素が複雑に絡んでいて、患者さんが回復されたのは治療行為の結果なのか、生活環境が変化したからなのか、それともほかの要因なのか、推測によって診断することも多いのではないかと思いました。皮膚でしたら、きれいになっていくことは一目瞭然ですし、眼であれば患者さんが見えやすくなっているかどうかは、視力検査でわかります。
溝の口のこの場所を診療所として選んだのは、近辺に眼科がなかったことが大きな理由です。このエリアには聖マリアンナ医大の付属病院がありますが、クリニックで診察を受けずにこちらにダイレクトに来られる患者さんがいらっしゃいます。なぜ先に近所の眼科を受診されなかったのかお尋ねすると、「眼科がなかったから」とおっしゃるのです。最近は大病院の負荷を減らすため、クリニックとの連携による医療を進めているのですが、眼科がないのは不便だと考えました。実はこのテナントは、わたしが多摩病院で勤務医として診ていた患者さんが教えてくれたところです。
患者さんお1人お1人としっかり向き合い、丁寧な説明を心がける
わかりやすく、ゆっくり説明をすることに尽きます。それは勤務医時代の苦い経験からです。わたしは聖マリアンナ医大付属病院、そして川崎市立多摩病院で勤務医として働いていた時期がありましたが、常に病院は込み合った状態で時間内に診察が終わることが少なかったのです。手術が午後に控えているときは遅刻するわけにいきませんから、当然患者さんお一人に対し十分説明する時間が取れません。そんなことが積み重なっていくうちに、このまま勤務医として仕事を続けていくことに疑問を抱くようになりました。現在は患者さんのお話をじっくりお聞きし、ご相談いただく時間を十分取ることを最優先に考えています。
とくに自覚症状がない場合でも、定期的なチェックを心がけてほしい
一番怖いのは、糖尿病、高血圧、腎臓疾患などの疾患に由来する眼底出血です。この病気は、まさに自覚症状がないまま進行します。患者さんがかかっていらっしゃる内科の先生から眼科を受診するよう指導を受けていらっしゃるはずなのですが、「なぜほうっておかれたのですか?」とお聞きすると、やはり「近くに眼科がない」というご回答が多かったのです。心当たりのある方は、定期的にこちらにいらしていただきたいと思います。 そして白内障ですが、こちらは高齢になるとともに確実に罹患率が上がります。白髪が増えるのと同じことで、この病気は避けることができません。ただ症状とそれに伴う「見づらさ」には個人差があります。たとえば視力が元からよい患者さんは、白内障がかなり進行していても「見づらさ」をあまり感じないことがあります。反対に白内障の進み具合はそれほどではなくても、日常生活に支障を来たすほど見えなくなってしまうことがあります。「見づらさ」をあまり感じない患者さんには点眼薬で進行を食い止める治療をしていますが、困っている患者さんには濁ってしまったレンズを治すための手術を行います。手術自体は10分程度、下準備を合わせても1時間程度で済みますので、ご相談いただきたいと思います。
白内障の予防ですが、まずは紫外線を避けることが上げられます。最近は健康保険組合によって白内障検査を行うところも出てきていますが、ふだんご家庭で過ごされている方はなかなか目の検診にいらっしゃいません。しかしながら、60歳を過ぎたらそろそろ検査にいらしていただきたいと思います。この病気は60歳からの検査で十分対策が間に合います。
リフレッシュタイムを充実させ、新たな気持ちで診療に向かう
わかりやすい言葉でゆっくり話すことです。説明を補填するため、絵や模型を使うことがあります。こうすることで、病気のメカニズムや治療の内容を、患者さんに直感的にご理解いただけるからです。また病院のホームページでも同様に、病気や治療についてわかりやすく説明しています。
リフレッシュ方法ですが、わたしにとっては犬の散歩が一番心安らぎます。たまプラーザにはお気に入りの歩行者用遊歩道があるのですが、そこを犬とぶらぶらしながら過ごすと、頭の中が整理されていい気分転換になります。
わたしは星や天体にも興味があり、ときどき星を見に山まで出かけます。写真に凝ったのは、流星群が来たときや月食などのとき、思うように撮影がしたかったからです。
これから受診される患者さんへ
「見づらさ」を感じていても、少し経てばよくなると思って我慢される方がいらっしゃいます。「見づらさ」を感じたら、できるだけ早く眼科を受診してください。こちらでは各種検査用設備を整えていますので、待たずに気軽に検査を受けられます。検査後は結果に応じて適切な治療プログラムを考え、こちらで治療が可能なものはわたしが、治療できない病気は最適の医療機関をご紹介します。
わたしは白内障が専門ですので、これまで数多くの症例を扱ってきた豊富な経験があります。手術はこちらで行うことができますので、ご相談ください。またアレルギーを疑われていらっしゃる方には、20分で結果がわかる簡単な検査を行っています。
※上記記事は2013年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
伊東 靖人 院長 MEMO
- 出身地:岐阜県
- 趣味・特技:テニス、スキー、写真、犬の散歩
- 好きな本:天体系および自然科学系の雑誌
- 好きな映画:This is it
- 好きな言葉・座右の銘:焦らずゆっくり
- 好きな音楽・アーティスト:角松敏生、マイケルジャクソン
- 好きな場所・観光地:高原、星がよく見えるところ
グラフで見る『伊東 靖人 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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