在宅テラス診療所なかはら
川崎市中原区/新城/武蔵新城駅
- 内科
- 血液内科
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- 精神科
- 訪問診療
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斎賀 真言 院長への独自インタビュー
医師をめざすきっかけは、マザー・テレサの物語
私が医師を志した最初のきっかけは、中学1年生のときにテレビでみた、マザー・テレサの物語でした。このとき、子供心に「発展途上国の医療に携わりたい」という想いを抱いたものの、一度は医師になることよりも、物理学に魅力を感じていた時期があったんです。物理学の研究に携わりたいという気持ちで、大学から大学院に進んで留学も経験したのですが、「自分が一番やりたいこと」を自問してみたとき、その答えはやはり医師でした。
学士入学で愛媛大学医学部に学び、卒業後は上京して、NTT東日本関東病院で内科研修をしました。この病院は規模が大きく、毎日忙しく診療に追われましたが、同期たちと励まし合いながら、今につながる貴重な経験ができたと思います。自分の専門分野を血液内科に決めて研鑽を積むほか、東京大学大学院で研究にも従事しました。また、訪問診療に携わるようになったのもちょうどこの頃のことです。
24時間365日体制で、患者さんとご家族を支えていく
医療環境が充実した都心部よりも、地域によってはもっと在宅医療を必要とされる方がいらっしゃるのではなか。そう考えたのが、『在宅テラス診療所なかはら』を開設したきっかけでした。2018年4月から本格的に診療をスタートしましたが、いろいろなエリアを回るなかで、新しい発見があったり、勉強させていただくことが多いと感じています。
当院は、訪問診療を中心とするクリニックですが、「訪問診療」という言葉をご存知ない方も多いのではないでしょうか。訪問診療では、ご自分の足で歩いて通院することが難しい方、施設などに入居されている方のもとを医師と看護師が訪れ、継続的な診療をおこないます。たとえば、退院後の医療ケアが必要な方や、最期の時間をご自宅で過ごしたいと希望される方など、それぞれの患者さんのニーズにあわせて、24時間・365日体制の医療をご提供しています。自身の家族や友人を診ているような気持ちで、地域の患者さんを地域の中で診ていこうと思っています。