亀谷内科クリニック
川崎市中原区/中丸子/向河原駅
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電話 | 044-411-0011 |
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所在地 | 神奈川県川崎市中原区中丸子361 |
最寄駅 | 向河原駅 |
駐車場 | あり(8台) |
WEB | |
休診日 | 木曜・土曜午後・日曜・祝日 |
診療時間 |
[月曜・火曜・水曜・金曜]9:30~12:00 15:30~17:00 [土曜]09:00~12:00 ※火曜9:15~10:30は検査枠 |
特徴 |
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YOSHITAKA KAMEGAYA 亀谷 宜隆 副院長
消化器病専門医 /肝臓専門医 |
※医院情報は神奈川ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。記載されている内容は変更されている場合もございます。来院の際は念のため各医院様へご確認ください。また、情報の修正をおこなう場合は『掲載情報の訂正・削除・追加の依頼』よりお願いいたします。
亀谷 宜隆 副院長への独自インタビュー
父の影響と周りからの声が医師を目指すきっかけに
私が医療の道を目指したのは、やはり医師をしていた父の影響が大きいと思います。父は大学病院などでずっと働いてきており、医師というよりもどちらかというと研究者としての面も大きかったですね。小さい頃は実験室に連れて行ってもらい、細胞の培養を見せてもらうことや、周りの研究者の方に遊んでもらった覚えがあります。双眼顕微鏡などもあったので、子ども心にもとても興味を魅かれましたね。そうした環境ですから、自然とサイエンスに興味を持ちました。また、小学校の頃は親が医師ということで必然的に保険委員になり、遠足などの際には薬箱片手に診療にあたっていました(笑)。周囲からは将来はお医者さんになってくれたらいいね、など言われていましたね。父親から受けた影響と周りとの関わりが、その後医療に道に進むベースになったんだなと思います。
大学は父と同様に慶應義塾大学に進学。私も研究者の道に進みました。大学卒業後は医局に入局し、昼間は内科の臨床医を務めながら夜間は研究をおこなうという生活を続けました。その後、関連病院での勤務を経てアメリカ、ボストンのマサチューセッツ総合病院/ハーバード大学に留学。肝臓を専門に診察、研究を続けました。2006年、亀谷内科クリニックでの診療を開始、現在副院長を務めています(JR南武線向河原より徒歩10分)。
当院は父が都立病院を退職後、1996年に開院しました。内科一般のプライマリケアから消化器、肝臓関連疾患、循環器関連疾患、神経関連疾患、呼吸器、アレルギー関連疾患、生活習慣病まで幅広く診療をしています。ほかにもスポーツ健康医として運動療法、産業医として環境整備、企業検診やアドバイスをおこない、働く人の環境整備のお手伝いもしています。プライマリケアのベースとして運動は大切なことの一つですから、こうした活動も一般診療に生きています。
また、プライマリケアは最初の診立てが大切ですから、検査設備はさまざまな物を導入しています。レントゲンや検査機器のほか、検査している状態がリアルタイムに動画で確認できる高解像のバリウム検査を導入しているほか、頸動脈のエコー検査、眼底の検査をおこなう眼底カメラも導入しています。
さまざまな連携先があるので、内視鏡検査やCT、MRIなどの詳細な検査も対応しています。診療の結果、自分の専門分野である、消化器や肝臓の疾病では治療を進めますし、専門分野外であっても各方面の専門医ネットワークがありますので、その分野が得意なドクターに的確なご紹介をします。診療の幅広さと関連医療機関との連携が当院の強みですね。
公衆衛生学がベースになったプライマリケア
当院ではエコー装置を用いて頸動脈の検査をおこなうとともに、眼底カメラも導入して眼底の動脈検査もおこなっています。専門機器を導入して眼底の検査をおこなっている内科クリニックはあまりありませんが、眼底は体の中の動脈を外側から直接観察できる唯一の場所です。動脈硬化や高血圧の状態を直接見て確認できます。目の病気を見つけるのではなく、動脈から体の病気を把握するためにおこなっています。もちろん目の異常を発見した時は、知人の眼科医にすぐご紹介しています。
そして、頸動脈は体の表面から一番近い動脈です。距離が近いため0.1ミリ単位で細かく検査できるエコーを使うことができ、動脈の壁の厚さまで計測することが可能になります。こうして、眼底と頸動脈2か所の血管を検査することで、かなり的確に動脈硬化の状態を知ることができます。通常、血液検査では動脈硬化になっているのかどうかという判定しかできませんが、動脈を診ることで病気がどこまで進んでいるかをリアルタイムに知ることが可能になり、脳梗塞や心筋梗塞になるリスクをより正確にコントロールすることができるのです。
学生時代、私は所属していた公衆衛生学研究会の活動で、無医村への巡回診療をおこなったことがあり、必要に迫られて眼底検査を覚えたのですが、その技術が今に生きています。また、公衆衛生学研究会の関連で統計学や臨床研究に関しては今でもつながりがあります。新しい薬や医療の研究など、次の世代の医療に関連する臨床研究にも参加しています。専門医になる前に公衆衛生という視点で医療に取り組んだことは今の医療のベースとなり、診療に役立っていると感じています。
亀谷先生とは歳が一緒で、医師会で仲良くさせていただいています。とても面白い先生で、患者さんも気軽に相談できると思いますよ。