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後藤 歩 院長

AYUMU GOTO

地域医療の向上・均質化を目指して
がん相談を中心に大学病院レベルの医療を提供

横浜市立大学医学部附属病院での研修を経て、国立がん研究センターへ。消化器内科を専門に経験を重ね、横浜市立大学医学部附属病院 外来化学療法センター センター長に就任。20年にわたる経験をいかし、2020年5月に開業。

後藤 歩 院長

後藤 歩 院長

ごとう内科クリニック

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●訪問診療
  • ●健診・検診

消化器疾患を専門に研鑽を積み、緩和ケアにも携わる

後藤 歩 院長

私の父は薬剤師をしていて、小さなころから医療が身近な場所にありました。まわりの反対から、医師になりたくてもなれなかった父の想いもあったのでしょうか。幼少期からクリニックの先生方と交流する機会が度々あり、自然とこの道を選んでいたという感じがします。
医科大学を卒業した後は、研修医とし横浜市立大学医学部附属病院でお世話になり、救命救急に進むか、消化器科に進むかで迷いました。最終的には、内科医であっても「がん治療」に携われる点が決め手になり、消化器内科医として経験を重ねていくことになりました。国立がん研究センターや横浜市立大学で消化器疾患の診断・治療、研究、緩和ケアなどに携わり、『ごとう内科クリニック』を開設したのは2020年の5月です。

豊富な経験と知識をいかし、地域医療の向上・均質化を目指す

後藤 歩 院長

消化器内科医として20年あまり経験を重ね、横浜市立大学医学部附属病院 外来化学療法センターのセンター長に就任したものの、一人の医師として私が求めたのは新たなステージでした。これまでに培ってきた知識や経験をいかし、地域医療の向上・均質化に力を尽くしたい。そんな想いが開業を後押ししてくれました。
私は常々、神奈川県にお住まいの方がわざわざ東京の大学病院に足を運んでいらっしゃる現状に疑問を抱いていました。地域の中の身近な場所に、患者さんのニーズに幅広くお応えできるクリニックがあれば、きっとお役に立てるのではないかと考えていたんですね。日々の生活の中で感じる体調不安はもちろん、がんなど専門性の高い分野についても気軽にご相談いただけるクリニック。患者さんに寄り添う「地域のかかりつけ医」と高い専門性を備えた「大学病院」、その両方を兼ね備えているのが『ごとう内科クリニック』だと言えるでしょう。

一般診療はもちろん、がん相談・緩和ケアにも幅広く対応

後藤 歩 院長

来院される患者さんは、若い世代からご高齢の方までさまざまで、ご相談いただく内容もさまざまです。ちょっとした風邪の症状であったり、糖尿病や高脂血症といった慢性疾患であったり、内視鏡をはじめとした健康診断であったり。とくに、予防的な要素が大きい内視鏡検査については設備や人員の充実をはかり、より質の高い医療をご提供していきたいと考えています。
こうした一般診療に加えて、がん相談や緩和ケアに対応できることも当院の強みです。この分野こそ、私のスキルが最も生かせると感じていますし、地域の中のクリニックが対応することに意義があると思っています。他院でがん治療をなさっているものの「もっと詳しく話を聞きたい」とお考えの方、ご自分の治療法について「セカンドオピニオンを求めたい」とご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご来院ください。

地域の中の身近な場所で、大学病院レベルの医療を提供したい

ひと口に「がん治療」と言いましても、一般的な薬物療法から高額な自費診療までさまざまな治療法があります。私自身、これまで国立がん研究センターや横浜市立大学でがん治療を担当し、患者さんに対しては常にエビデンス(医学的な根拠)に基づいてご説明をしてきました。大学病院からクリニックへ、診療する場所こそ変わりましたけれど、私がお話する内容が変わることはありません。しかしながら、説明を受ける側の患者さんにとっては、「心構え」という部分が大きく違ってくるのではないでしょうか。
がん治療に対する最新の薬物療法について、私がお話しする内容は同じでも、大学病院に出向くのと当クリニックにお越しになるのでは、緊張の度合いが全く異なるはずです。それならば、通い慣れた場所でリラックスして聞いていただける方が患者さんの利益になると思いますし、どこでも同じ情報を手に入れられることこそ「医療の均質化」と言えるでしょう。内科診療の延長線上で気軽にがん治療の相談ができる、そんなクリニックを目指したいと思います。

これから受診される患者さんへ

『ごとう内科クリニック』は、「港南中央駅」から歩いて20分ほどの住宅地にあります。敷地内には駐車場をご用意しておりますので、お車の場合はこちらをご利用ください。
来院される患者さんに少しでも快適にお過ごしいただきたいと考え、私自身こだわりをもって院内環境を整えました。清潔感があるとはいえ、白一色にならないよう、眩しいくらい明るくなりすぎないよう、待合室のソファも自分で座り心地を確かめたほどです(笑)。ホッと落ち着けるリラックスした環境の中で、みなさまの「生活の質」を大切にした診療をおこなっておりますので、何かお困りのときは気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

後藤 歩 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:DJ
  • 好きな本:海外小説、洋書
  • 好きな映画:1960年代、1970年代の洋画
  • 好きな言葉:寛容
  • 好きな音楽:ソウル
  • 好きな場所:東京の下町

後藤 歩 院長から聞いた
『AGA』

AGA(男性型脱毛症)は進行性の病気だからこそ、早期の対処が大切

AGAは、加齢や遺伝の影響で、髪の毛の成長サイクルが短くなり、毛が細く弱くなってしまう脱毛症のひとつです。治療の中心となるのは、内服薬によるアプローチです。これは、毛の成長を妨げる酵素をブロックすることで、本来の太く強い毛が育つサイクルへと戻していくものです。例えるならば、もともと緩やかに下り坂を進んでいた毛量のカーブを、内服によって一時的に平行移動させて「時間を稼いでいる」状態です。ですから、治療は早い段階で始めた方が、その「貯金」を多く積み重ねることができるわけです。
一方で、既に毛根が活動を終えているような状態には、注射などの再生医療的なアプローチが必要になります。これは、土壌が痩せて草が生えなくなった土地に、肥料を与えたり、土地改良を行うようなイメージです。比較的軽度な場合には、ペプチドなどの注射で毛の成長を促し、より進行している場合には、幹細胞エキスやエクソソームといった再生系の注射を選ぶことになります。これらは、数万円単位の費用がかかることも多く、回数や内容に応じて治療計画を立てていく必要があります。
治療法は、内服と注射、それぞれ単独でも組み合わせても効果がありますが、特に内服は根本的なホルモン環境の調整に寄与します。注射はそれを補完する手段として、あるいは内服が難しい方の代替手段としても有効です。
ただし、女性にはこの内服薬は使用できません。AGAは「男性型脱毛症」という名前のとおり、男性ホルモンの働きによるものですので、女性が同じ薬を飲んでも効果がないどころか、むしろ有害となることがあります。女性の場合は、注射やサプリなど、別のアプローチが必要になります。
髪の悩みは、見た目の問題だけでなく、自己肯定感や生活の質にも深く関わるものです。治療の内容や費用、効果には個人差がありますが、大切なのはご自身の状態を正しく理解し、適切なタイミングで対応を始めることです。年齢や状況に応じて、「いつまで続けるか」も含め、無理のない選択をしていただきたいと思っています。

グラフで見る『後藤 歩 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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