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新留 翔一朗 院長

SHOICHIRO NIIDOME

気軽にかかれる「町の緑内障クリニック」。高い専門性を生かして、目の病気の治療と予防に取り組む

鹿児島大学医学部卒業。眼科医として研鑽を積み、多くの手術を執刀。大学病院や総合病院で経験を重ね、2025年5月に『くろかわアイクリニック』を開設。

新留 翔一朗 院長

新留 翔一朗 院長

くろかわアイクリニック

川崎市麻生区/南黒川/黒川駅

  • ●眼科
  • ●小児眼科

大学病院で培った知識と技術を生かし、質の高い眼科診療を

新留 翔一朗 院長

高校に入学する頃に祖父が白血病であることが分かり、このことをきっかけに医療の仕事に関心を持つようになりました。自分の手で病気を治したいと思っていましたから、地元の鹿児島大学医学部に進学した当初から外科を志望していました。そうしたなかで眼科に進んだのは、研修医時代に見てきた手術の中で、眼科の手術がもっとも繊細で、高い技術を必要とされると感じたからです。もともと手先は器用でしたから、自分の強みを生かせると思ったのも理由の1つでした。
『くろかわアイクリニック』を開設する以前は、眼科の中でも緑内障を専門に、大学病院や関連病院で診療してきました。大学病院で担当するのは重症例が多いですから、「もっと早く病気を見つけられていたら」と残念に思うことも少なくありませんでした。日本人の失明原因のトップである緑内障は、自覚症状がないまま徐々に視野が狭まっていく進行性の病気です。しかし早期に発見し、適切な治療を行うことができれば、QOV(Quality of Vision:視覚の質)を維持することも可能です。生涯にわたって付き合っていく必要のある病気だからこそ、患者さんにとってより身近な場所で、検査から治療、さらに術後のフォローまで一貫して携わっていきたいと考え、クリニックの開業を決めました。

黒川駅から徒歩1分、地域に根ざした「目のかかりつけ医」

新留 翔一朗 院長

緑内障の診療に強みがあるとはいえ、当院は緑内障だけを専門的に診ているわけではありません。小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い世代の目のお悩みに対応することで、地域医療の窓口としての役割を担っていきたいと考えています。クリニックは黒川駅前の商業施設の中にありますので、気になる症状があるときは、遠慮なくご相談いただければと思います。
院内は患者さんの「見えやすさ」に配慮し、白と黒を基調にあたたかみのある木目を取り入れています。検査室には大学病院と同等レベルの充実した機器を導入し、衛生管理を徹底した手術室も完備しました。目の赤み・かゆみなどの一般的な症状はもちろん、白内障や眼瞼下垂、必要に応じて緑内障の手術にも対応しておりますのでご相談ください。診察や検査の結果、当院で治療可能なものには責任をもって対応し、より専門的な治療が必要な場合には、信頼できる医療機関へご紹介いたします。何もかも1人で抱え込むのではなく、常に「患者さんファースト」の姿勢を忘れずに、心からご満足いただける医療をご提供したいと考えています。

「町の緑内障クリニック」として専門性の高い医療を提供

新留 翔一朗 院長

当院では、気軽にかかれる「町の緑内障クリニック」をコンセプトに、緑内障の専門的な診療を行っています。加齢によって誰にでも生じる白内障に比べると、緑内障の患者さんは全体の約5%といわれています。このうち病状が進行して手術が必要になる方はさらに少ないのですが、患者さんの数が少ないからといって、専門的に診られる医師がいなくてもいいというわけではありません。私はそんな思いで長年にわたり治療技術を磨き、それぞれの患者さんに適した治療をご提案できるスキルを身につけました。
ほかの病気と同じように、緑内障も早期発見・早期治療が大切になります。とはいえ緑内障に「完治」という概念はなく、病気の進行を抑えることが治療の主な目的です。当院でも、数十種類に及ぶ点眼薬の中からお一人お一人に合った薬を選んだり、組み合わせたりしながら治療を行っています。しかし点眼薬で進行を抑えきれず、失明のリスクが高まる場合には、手術を選択せざるを得ないこともあります。そうしたさまざまな場面で、適切な治療を、適切なタイミングでご提案できることが私の眼科医としての強みです。「ここで治療してよかった」「手術を受けてよかった」と言っていただけるよう、1つ1つ信頼を積み重ね、心からご満足いただける結果につなげたいと思っています。

小児の「近視抑制」に注力し、大きな病気を未然に防ぐ

緑内障は、発症すると生涯にわたる治療が必要になります。そのため当院では、広い意味での「緑内障予防」として、小児の近視抑制にも力を入れています。緑内障は、目と脳をつなぐ視神経の障害によって起こる病気ですが、強い近視があると視神経にかかる負担が大きくなり、発症リスクが高まるとされています。近年は、近視の低年齢化が進んでいますが、成長とともに近視が進行すると、将来的に緑内障や網膜剥離を引き起こしかねません。未来ある子どもたちのためにも、大きな病気を未然に防ぐお手伝いができたらと思っています。
当院では、近視の進行抑制を目的とした「アトロピン点眼液」、特殊なコンタクトレンズを使用して視力の改善を目指す「オルソケラトロジー」、単一波長のレッドライトを照射する「レッドライト療法」などに対応しています。これらの治療はワクチン接種のような予防医療にあたるため、保険が適用されない自由診療となります。あらかじめご了承ください。私はオルソケラトロジー認定医の資格を持っており、当院には小児眼科を専門にする非常勤医師も在籍しています。地域の中でより専門的な診療を行える体制を整えておりますので、お子さんの目のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

これから受診される患者さんへ

当院では一般的な目の病気から、専門的な知識や技術を要する緑内障・白内障手術まで幅広く対応し、地域の方々のよりよい暮らしを支えています。充実した設備のもとで適切な診察・検査を行い、お一人お一人に合った治療や予防法をご提案いたします。病気の種類によっては、他の施設をご紹介する場合もありますが、「ここに相談すれば安心」だと思っていただけるような診療を心がけています。気になる症状やお困りのことがあいましたら、どのようなことでも遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2025年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

新留 翔一朗 院長 MEMO

眼科専門医

  • 出身地:鹿児島県
  • 出身大学:鹿児島大学医学部
  • 趣味・特技:筋トレ、バイク
  • 好きなアーティスト:藤井風
  • 好きな作家:村上春樹
  • 好きな場所・観光地:桜島
  • 好きな言葉:「鬼手仏心」(きしゅぶっしん・外科医の心構えとして大切にしている言葉です)

新留 翔一朗 院長から聞いた
『緑内障』

自覚症状がないからこそ、定期検査を心がけてほしい

緑内障とは、何らかの理由で視神経が障害され、徐々に視野が狭くなっていく病気です。原因の1つとして眼圧の高さが指摘されていますが、日本人に多い「正常眼圧緑内障」では眼圧に異常がみられないこともあるため、注意が必要です。

ゆっくりと時間をかけて病状が進むことも緑内障の特徴の1つで、自覚症状がないままに進行し、気付いたときにはすでに末期だったというケースも少なくありません。しかし早期に発見し、点眼薬による治療を行うことができれば、進行を抑制することが可能です。病気の早期発見と適切な治療のためにも、40歳を目安に定期的な眼圧検査・眼底検査をおすすめします。

グラフで見る『新留 翔一朗 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION