小山 元一
KOYAMA GENICHI
「ほとんど苦痛のない内視鏡検査」を実践。“おなかのかかりつけ医”として地域医療に貢献
杏林大学医学部卒業 。同大学医学部付属病院 第三内科(現:消化器内科)に入局。立正佼成会附属病院(現:杏林大学医学部付属杉並病院) 消化器内科(内視鏡室 医長)、 秋葉原内科内視鏡クリニックを経て、2025年4月に『溝の口first内視鏡クリニック』院長に就任(「溝の口駅」北口から徒歩2分)。

小山 元一
溝の口first内視鏡クリニック
川崎市高津区/溝口/溝の口駅
- ●内科
- ●内視鏡内科
- ●消化器内科
- ●肝臓内科
30年に渡って携わってきた内視鏡検査・治療の実績を生かして

私が医師になろうと思ったのは、父が医師であったということも大きかったのですけれども、やはり人に喜んでいただける職業だと思ったからです。あらゆる職業がそうだと思いますが、人の命がかかるという意味では、より純度が高いと申しましょうか、大きなやりがいを感じられるのではないかと考えたのですね。
杏林大学医学部卒業後は、母校の第三内科に籍を置きました。学生時代に様々な講義を受ける中で、最も魅力的に映ったのが消化器でした。数多ある内科の中で、自分の手で治療をして治せる、という点を魅力に感じたのです。
2025年4月に『溝の口first内視鏡クリニック』院長に就任いたしました。それ以前の病院、クリニックでも内視鏡を中心に手がけてまいりましたが、その集大成として、内視鏡専門のクリニックを一から立ち上げるというプロジェクトに魅力を感じての決断でした。以前のクリニックとは異なり、私を含め複数の内視鏡医が関わるという点では、様々な知見を交換していくということも期待できるでしょう。その英知を結集し、この地域にお住いの方に「来て良かった」と思っていただける内視鏡検査を提供してまいります。
“おなかのかかりつけ医”として

ご高齢の方からお若い方まで、幅広い層の患者さんが来院されています。当院は「ほとんど苦痛のない内視鏡検査」を実施していますので、これまで検査を怖いと思われていた方もぜひ受診にいらしていただけたらと思います。
『溝の口first内視鏡クリニック』は内視鏡を専門とするクリニックではありますが、高血圧症や高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病や肝機能障害を含めた検診異常にも対応しており、内視鏡検査のみではなく、超音波検査(頸動脈、心臓、甲状腺、腹部、下肢)も専門の超音波技師による検査を行っております。もちろんより高度な検査や治療が必要と判断した場合、すみやかに信頼の置ける医療機関へとご紹介いたしますのでご安心ください。また、内視鏡検査でわかるのは、大腸がんや胃がんだけではなく、炎症性腸疾患をはじめとする様々な病気があります。幸い、本院である『たまプラーザはら内科・消化器クリニック』の原 雅樹 理事長は炎症性腸疾患と肝臓の専門家でいらっしゃいますので、病気が判明した場合、専門的な治療をご案内できます。カルテも共通のものを使用していますので、紹介状作成等のご不便もかけることなく、当院からスムーズに検査、治療が移行できることはグループ院の強みと言えるでしょう。
「ほとんど苦痛のない内視鏡検査」

「ほとんど苦痛のない内視鏡検査」を実現するにあたっては、鎮静剤を用い、ほぼ眠っている状態で検査を実施しています。この鎮静剤ですが、当院では従来多く使用されてきたものとは異なり、お薬の効きは確かでありながら、作用する時間の短いものを使用しています。これにより、ほとんどの方は検査終了と同時に目が覚めるような感覚を覚えられます。患者さんご自身が苦痛を感じていない状態ですと、我々検査をする側も集中ができますので、より精度の高い検査を行えるという相乗効果が期待できます。さらに当院の場合、大腸内視鏡検査に最新のAIシステムを導入しています。専門家の目で直に見るということが基本ではありますが、AIというもう1つの目でダブルチェックを行うことにより、より精度の高い内視鏡検査が可能となります。
「来て良かった」と皆さんに喜んでいただけるように
当院では即日検査・即日結果説明を実施しています。検査の質もさることながら、最も重要なのは、結果の説明ではないでしょうか。写真そのものの質が高いことはもちろんですが、患者さんにご納得いただけるよう、懇切丁寧に説明をしていくことが何より重要と認識しています。
その説明に加え、患者さんへの接遇は私たちが最も気を使っているところです。特に検査が初めての方は一様に緊張されているものですし、失礼がないことは当然として、患者さんへの細やかな配慮をカタチにし、安心いただけるよう努めることが大切と考えています。
私自身は、内視鏡検査に携わって今年で30年目となりました。このクリニックが医師として最後の、集大成の場と考えておりますし、皆さんに「来て良かった」と喜んでいただけるクリニックを目指してまいります。
これから受診される患者さんへ
お腹の痛みや下痢などの症状が続き、「何かあるんじゃないだろうか?」と思われた時に気軽に検査を受けていただけるようなクリニックでありたいと考えています。結果、何もなければ安心いただけるでしょうし、不安から解放され、症状が収まっていくこともあるでしょう。お腹のお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。しっかりとお話をし、患者さんにとってベストの治療を提供してまいります。
※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
小山 元一 MEMO
- 出身地:東京都
- 出身大学:杏林大学医学部
- 趣味:料理「鉄板ナポリタン、オムライス、鶏の唐揚げ、そんなのをよく作ります」、芝生の手入れ、家庭菜園
- 好きな作家・本:葉室麟/聖書
- 好きな映画:『バジュランギおじさんと、小さな迷子』『ラ・ラ・ランド』『フィールド・オブ・ドリームス』
- 好きな曲・アーティスト:『Chaconne』(バッハ)/フレディ・レッド
- 好きなこと:「刈り込んだ芝生に寝転ぶのが好きです」
- 好きな場所:自室とお庭
- 座右の銘:「一期一会」/「覚悟がすべてだ」(『ハムレット』より)
小山 元一 から聞いた
『過敏性腸症候群』
過敏性腸症候群(IBS)とは何か
このうち、腹痛あるいは腹部不快感が最近3か月の中の1か月につき3日以上あり、その症状が、
①排便によって軽快する
②排便頻度の変化で始まる
③便形状の変化ではじまる
の3つのうち2つ以上を満たす場合に過敏性腸症候群(IBS)と診断します。ただし、大腸に腫瘍や炎症などの病気がないことが前提になります。
IBSには、便の形状によって「下痢型IBS」、「便秘型IBS」、「混合型IBS」、3つに分類できない「その他」の4タイプがあります。IBSの原因はわかっていません。しかし、細菌やウイルスによる感染性腸炎にかかった場合、回復後にIBSになりやすいといわれています。特に若い方に関しては、ストレスが大きな要因となるとされています。
治療は、食事療法をはじめとするライフスタイルの改善、お薬による治療法があります。それぞれの症状に合わせた投薬、便の性状を整える高分子重合体の内服、漢方薬などが選択肢としてあり、うつや不安神経症が背景にある場合には、精神科領域の治療が必要になる場合もあります。
IBSは命に関わる病気ではありませんが、腹痛・下痢・便秘・不安感などの症状のために、日常生活に支障をきたすことが少なくありません。腹痛やおなかの不快感、便通異常が続くようなら、積極的に大腸内視鏡検査をうけていただき、大腸に病気がないかどうかを調べることをお勧めします。何もなければ安心できますし、それだけでも不安から解放され、症状が軽減する可能性もあります。
グラフで見る『小山 元一 』のタイプ
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穏やかでやさしく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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溝の口first内視鏡クリニック
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