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服部 伸洋 院長

NOBUHIRO HATTORI

おなかの専門医として地域の皆様に安心できる医療を提供いたします

聖マリアンナ医科大学卒業。研修医を経て、同大学病院 消化器・肝臓内科に在籍。同大学肝疾患医療センター副センター長も経験し、2024年9月に『清水台はっとり内科 ・消化器内科クリニック』を開院。

服部 伸洋 院長

服部 伸洋 院長

清水台はっとり内科・消化器内科クリニック

川崎市宮前区/犬蔵/たまプラーザ駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●肝臓内科
  • ●内視鏡内科
  • ●健診・検診

おなかのことについて、お身体のことについて、気軽に相談できる場所へ

服部 伸洋 院長

父は私が物心つく頃より開業医として診療を行っていました。途中には反抗期もあり、目標から遠ざかっていた時期もありましたが、地域の方々のために役立てる仕事をと考え、この道を目指すようになったのです。今考えれば、あらゆる仕事が世のためになることはわかりますが、当時としては最も身近で、イメージのしやすい職業だったということなのでしょうね。
聖マリアンナ医科大学を卒業後、母校の消化器・肝臓内科に籍を置きました。内視鏡そのものへの機械的な興味もありましたし、何より研修医時代に接した科の印象が非常によく、「この先生方と一緒にやっていきたい」という気持ちを強く持ったことがこの科を選択する大きな動機となりました。

2024年9月に『清水台はっとり内科 ・消化器内科クリニック』を開院いたしました。勤務医時代は組織として治療を完結できますが、クリニックとなるとそうはいかない面もあります。お互いの顔が見えるという点で、患者さんにとっても、そして大きな病院にとっても益が大きいと考え、この地にクリニックを定めたのです。当院はスーパーマーケットの中に位置しています。開業からまだそれほど日は経っていませんが、患者さんの中には買い物袋を掲げてお立ち寄りいただく方も少なくありません。何か気になった時に立ち寄っていただける。それは私の目指すところであり、地域の方が肩肘張らず、気軽に健康について相談できる場所になっていけたらと考えています。

出来る限り苦痛の少ない、安心で精度の高い内視鏡検査を実施

服部 伸洋 院長

内覧会の段階から患者さんに多く伺ったのが、この地域では内科のクリニックが限られているという事情でした。私は消化器が専門ではありますが、総合内科専門医でもあります。おなかに限ることなく、風邪を含めた急性期の疾患、生活習慣病に代表される慢性期の疾患まで幅広く拝見していきたいと考えています。
それに加えて、専門性を提供していきたいのが、胃カメラ・大腸カメラであり、当院では最先端の内視鏡システムを導入しています。クリニック開設にあたってこだわったのが、スペースの有効活用です。上下の内視鏡をシームレスに行うためには、頭の位置を術中に変更しなければなりません。それに対応すべく、当院では内視鏡室の中をストレッチャーが自由に移動できるよう配慮しました。それにより、術中に起こされるようなこともなく、時間的なロスなく検査を受けることが可能となっています。
胃カメラ・大腸カメラは、苦痛を理由に躊躇される方が少なくありません。そうした不安を持つ方々が安心して検査を受けられるよう、当院では鎮痛剤や鎮静剤を適切に用いる形を取っています。より気軽に、不安なく、そして精度の高い検査を実現できるよう、スタッフと力を合わせ、これからも精進を重ねてまいります。

専門医として肝臓の病気も的確に評価し、適切な治療を提供

服部 伸洋 院長

私は日本肝臓学会が認定する肝臓の専門医・指導医の資格を有しています。その経験を地域医療に還元すべく、肝臓の硬さや脂肪の量を評価できるシステムを超音波装置に組み込んでいます。「肝硬変」は肝臓が硬く変わると書きますが、検診時の数値が高い状態が続くと肝臓は傷ができて治ってを繰り返すことになり、やがて形態的にも実際に硬くなっていきます。その評価を適切に行うために、超音波による診断が重要になってきます。
一昔前まで、肝臓疾患というとC型肝炎が圧倒的に多い時代がありました。そのC型肝炎はこの数年の間に治療薬が普及し、治る疾患となりました。それは歓迎すべき傾向ですが、その一方で生活習慣病を起因とする脂肪肝が今後は増えていくと予期されています。生活習慣病はあらゆる全身疾患のリスクとなるものであり、肝臓の方面からも専門的に生活習慣病を診ていけることは、当院の1つの特徴と言っていいでしょう。

患者さんの目線に立ち、常に「自分であればどうか」と考えることが大切

医学的に「こうしたほうがいい」「これは控えたほうがいい」ということはありますが、それで患者さんが受診を控えるようなことになってしまっては元も子もありませんし、患者さんにとって不幸な結末を迎えることになりかねません。そもそも、患者さん自身が問題意識を持たないことには、行動変容にはつながりません。だからこそ、単に「脂肪肝だから痩せましょう」と口頭で伝えるだけで終わらず、例えば脂肪が付いているなら、どのくらい付いているかを数値で具体的にお示しすることにより、患者さんに共通の認識を持っていただけるよう努めています。
患者さんの立場になった時に、「自分に可能かどうか」という目線はこの先もずっと持ち続けていきたいと考えています。自分を振り返った時に、どこまでなら可能で、続けていけることができるか。患者さんに生活のアドバイスをしていく立場として、その目線は非常に大切と考えています。

これから受診される患者さんへ

今後は病診連携のみならず、地域のクリニックの先生方との診診連携も密にし、より適切で、より専門的な治療を地域で受けていただけるよう努力もしてまいります。お身体のことで何か気になることがあれば、おなかに限らず何でもご相談ください。地域のクリニックとして、気軽に、便利にご活用いただければうれしく思います。

※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

服部 伸洋 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /肝臓専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:山形県
  • 出身大学:聖マリアンナ医科大学
  • 趣味:旅行
  • 好きな映画:『スター・ウォーズ』
  • 好きな観光地:ハワイ
  • 好きな言葉・座右の銘:?

服部 伸洋 院長から聞いた
『肝硬変』

定期的に肝臓の状態を評価し、治療につなげていくことが重要

「肝硬変」は肝臓が硬く変わると書きますが、検診時の数値が高い状態が続くと肝臓は傷ができて治ってを繰り返すことになり、やがて形態的にも実際に硬くなっていきます。肝硬変は、形態的な硬さに加え、合併症が伴うことでその評価が確定します。食道静脈瘤はその代表例であり、ステージにもよりますが、黄疸や腹水が見られるようになると、肝硬変が強く疑われることになるのです。
肝臓が硬くなってしまった状態は、長年の肝臓障害が続いた結果、臓器としての肝臓が“へばってしまった”状態であり、一定の段階を超えてしまうと元に戻ることはありません。肝臓は血液検査による診断は難しいものですから、定期的に超音波検査を受けてその硬化の程度を知り、生活習慣病等に配慮した生活を送ることが大切になります。

グラフで見る『服部 伸洋 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION