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米山 剛一 院長

KOICHI YONEYAMA

一般不妊治療&婦人科クリニック。本院とのスムーズな連携。ライフステージの変化に合わせて女性の一生に寄り添っていく。

埼玉医科大学卒業後、小児科研修医を経て日本医科大学産婦人科へ。産科、婦人科、生殖医療、女性医学の全領域にわたる診療に従事。2020年より『みなとみらい夢クリニック』の一員となり、2024年に川崎院院長に就任。

米山 剛一 院長

米山 剛一 院長

みなとみらい夢クリニック 川崎院

川崎市川崎区/駅前本町/川崎駅

  • ●婦人科
  • ●漢方内科

一般不妊治療と婦人科診療が2本柱

米山 剛一 院長

『みなとみらい夢クリニック 川崎院』は、みなとみらいにある本院(みなとみらい夢クリニック)が新たに開設した分院です。一般不妊治療と婦人科診療の2つを柱に、あらゆる世代の女性の健康をサポートいたします。私は最近まで日本医科大学武蔵小杉病院に勤務しておりました。再び近隣の川崎の地で婦人科医療に携われることをとても嬉しく思っています。今から42年前、医師になったばかりの私が最初に取り組んだのは新生児医療でした。日本にまだNICU(新生児集中治療室)が、少なかった時代、当然ながら救うことのできない小さな命もありました。そうした中で「お母さんのお腹の中にいるときからのケアが大切だ」と考え、産婦人科に進むことを決心致しました。大学病院系列で過ごした36年間のうち産科、婦人科、生殖医療、女性医学の全領域にわたる診療に従事し、婦人科腫瘍専門医として子宮頸がん、子宮がん、卵巣がん、子宮筋腫といった婦人科腫瘍の治療にも力を注ぎました。また子宮頸がん検診、子宮体がん検診の検鏡・診断、また、病理組織診断は私の専門分野の一つでもあります(日本臨床細胞学会・細胞診専門医)。これまで経験してきた新生児医療、産婦人科医療、婦人科がん診療の知識や経験を踏まえ、1人でも多くの皆様のお役に立つことができれば幸いです。

グループ内で連携し、不妊治療をトータルサポート

米山 剛一 院長

当院の診療の柱である一般不妊治療は、高度生殖補助医療(体外受精・胚移植など)の一つ手前の段階の生殖医療です。当院では自然な形での妊娠を目指し、もっとも妊娠する可能性が高いと思われる日を予測して妊娠へとつなげる「タイミング法」、精子を子宮内にカテーテルを用いて直接注入する「人工授精(AIH)」に対応しています。これらをおおむね3回程度行ったうえで、次のステップ(高度生殖補助医療)に進む必要がある場合には、みなとみらいの本院へご案内するというのが基本的な流れです。
本院の理事長や医師は当院でも交替で外来診療を受け持っております。また、当院で実施した血液検査、卵管疎通性検査、ヒューナーテストなどのデータは全て本院と共有できるシステムが構築されておりますのでご安心ください。また当院では妊娠しやすい体づくりをサポートする意味から漢方外来や栄養指導などのプレコンセプションケアにも力を入れ、不妊治療に取り組む方々をトータルにサポートいたします。赤ちゃんができたことが分かると皆様がとても喜んでくださります。私たちにとって、そのことが何よりの喜びでありやりがいになっています。

ライフステージの変化に合わせて、女性の一生に寄り添っていく

米山 剛一 院長

婦人科では子宮がん検診、ブライダルチェック、骨粗鬆症検診などの各種検査や風疹ワクチンなどの予防接種に対応しています。子宮頸がん検診で「要精密検査」となった場合の二次検診に積極的に対応しておりますのでご相談ください。
婦人科は文字どおり女性の一生に寄り添う診療科であり、ライフステージごとに異なる女性の悩みや不調に対応しています。若い世代の女性であれば、月経困難症、月経前症候群(PMS)や月経不順など生理にまつわる症状をご相談いただいています。また、低用量ピルの処方を行ったり、避妊のご相談をいただくことや、デリケートゾーンのかゆみ、帯下のご相談をいただくこともあります。このほか更年期に伴うさまざまな体調の変化、老年期特有のお悩みについても解決策をご提案したいと考えています。

「優しい気持ち」と「Always thank you」を忘れずに

診察の際は皆様に「優しい気持ち」で接することを心がけおり、つらい症状や悩みを解決することで、皆様にも優しい気持ちになっていただきたいと思っています。人間が生活するうえで「優しい気持ちで過ごす時間」はとても大切です。私自身、家族と過ごす時間においてそのことを痛感致します。生理の痛みや様々な不安悩まされていては、優しい気持ちには、なかなかなれません。だからこそ私達は、つらい症状に悩む女性の手助けをさせていただきたいと考えています。
もう一つ心がけているのは、周囲への感謝を忘れない「Always thank you」の姿勢です。日本医科大学武蔵小杉病院や、みなとみらい夢クリニック本院で診療していた頃に築いたネットワークのおかげで、当院に患者さんをご紹介いただくことがあったり、当院から患者さんをご紹介することがあったりします。スムーズな病診連携、クリニック間の連携が図れていることに対しても感謝の気持ちでいっぱいです。そしてもちろん当院を選び、足を運んでくださる皆様への感謝の気持ちを忘れずに今後も診療していきたいと考えています。

これから受診される皆様へ

当院がご提供する一般不妊治療と婦人科診療は、どちらも女性の皆様を「優しい気持ち」にするための医療と言うことができると思います。限りある人生、優しい気持ちで過ごす時間を大切にしていただきたいと思っています。もし、優しい気持ちになれないほどのつらい症状があったり、悩んだり、困ったりすることがありましたら、ささいなことでも遠慮なくご相談ください。一日も早く問題が解決するよう、精一杯のサポートをさせていただきます。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

米山 剛一 院長 MEMO

  • 出身地:鹿児島県
  • 出身大学:埼玉医科大学医学部
  • 趣味・特技:アメリカンフットボール・Stand Up Paddleboad (SUP)
  • 好きな映画:『カサブランカ』
  • 好きな場所・観光地:海/スイス(グリンデルワルト)
  • 好きな言葉・座右の銘:「Always thank you」・「自主協調」

米山 剛一 院長から聞いた
『不妊症』

不妊治療は「年齢」がネックになることも。早めの妊娠を望むなら早めの行動を。

不妊症の原因は女性だけにあると思われがちですが、実際には男性・女性それぞれ半分ずつの確率で何らかの要因を持っているとされています。ですから不妊治療に取り組む際には女性だけでなくパートナーと2人一緒に受診し、どこに問題があるのかを確認することが大事です。治療ではヒューナーテスト・卵管疎通性検査などを行ったうえで、一人一人に適した方法を選択することを心がけています。

また、不妊症はご本人やパートナーに問題がみつかる以外にも「年齢」が大きなリスクファクターとなり得ます。ある調査では35~36歳を境に急激に自然妊娠率が低下するという報告があります。また、体外受精・胚移植の保険適用範囲にも年齢制限があるため、早めの行動を心がけていただくとよいと思います。

グラフで見る『米山 剛一 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION