横浜よりそいメンタルクリニック

山崎 繁 院長への独自インタビュー

地域の方のメンタルヘルスをサポートしたい

高校生の頃に漠然と考えていたのが、医師になり、大きな疾患の1つでも解明して画期的な治療法を生み出すことができれば、というものでした。高校生にありがちな思い込みですけども（苦笑）、高校生なりの大志を抱いて医学部へと進んだのです。大学に入り、興味を抱いたのは精神疾患でした。卒業後は精神科に籍を置いて臨床をおこないつつ、並行して独自に研究を続けてきました。やはり、頭の中で理論上の研究だけをしていてもままならない部分がありますし、そもそも患者さんを診るということが好きだったものですから、研究だけに没頭するのではなく、試行錯誤しながら臨床を続けてきたのです。手前味噌かもしれませんが、当時の試行錯誤が今の私の糧となっています。
大学を辞したのち、これまで主に急性期の精神科病院を中心に診療を続けてきましたが、ストレス過多な現代社会において、いわゆる神経症に相当する患者さんが増えている現状を憂うようになっていきました。そうした患者さんのお役に立ちたいと願っていたところ、縁あって『横浜よりそいメンタルクリニック』の院長職を引き受けることになったのです。

ストレスが原因の不安感をいかにして取り除いてあげられるか

横浜駅から徒歩2分という立地でもあり、近隣にお勤めの方が多いのではないかと想定していました。男女比も1：１くらいだろうと考えていたのですが、今のところ思っていたよりも女性の方が多い印象です。会社の同僚や上司の方から受診を促されて来院される方が多く、そのほとんどがストレスによる神経障害のご相談です。不安や緊張、そして焦燥感。ストレスを主たる原因とするそうした不安感をいかにして和らげてあげられるか。それが目下のところ、大きな役割と考えています。

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