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岡本 直子 院長

NAOKO OKAMOTO

乳がん検診から精密検査、術後フォローまで幅広い乳腺診療を実施。ほっと心落ち着く空間で、患者さんの気持ちに寄り添う診療を

東京医科歯科大学医学部卒業。同大学大学院修了。乳腺外科を専門に経験を積み、東京・神奈川の医療機関で診療にあたる。2024年5月、横浜市中区にて開業。

岡本 直子 院長

岡本 直子 院長

馬車道ブレストクリニック

横浜市中区/弁天通/馬車道駅

  • ●乳腺外科

乳腺外科を専門に経験を積み、横浜・馬車道に開業

岡本 直子 院長

私は動物が大好きで家ではずっと犬と一緒の生活を送ってきました。小学校から高校2年生くらいまでは「獣医さんになりたい」と思って過ごしていたのですが、その頃読んだ本から医療の倫理や緩和医療の存在を知り、人間のお医者さんになろうと方針転換し、東京医科歯科大学に進学しました。
医学部に入った当初から外科系に進みたい気持ちがあり、研修でも外科系の診療科をいくつか回りました。外科というと手術ばかりするイメージがありますけれど、乳腺外科は手術のほかにも抗がん剤や放射線など治療の選択肢がいろいろあり、治療によって患者さんが良くなっていくことにやりがいを感じました。乳腺診療は学問としても奥が深いですし、診療するうえで女性であることが役立つのではないかと思い、この分野を専門的に学ぶことにしました。

スタッフは全員女性。火曜日は夜7時半まで・土曜日も診療

岡本 直子 院長

私はこれまで長く乳腺診療に携わり、乳がん検診を受ける女性がまだまだ少ないことを懸念していました。乳がん検診を受ける女性の負担をできるだけ軽くして、検診でチェックが入ったりしたときに「どこに行ったらいいか分からない」と不安を感じている方に気軽にかかっていただける場所をつくりたいと考え、クリニックの開業を決めました。
都内の四谷や戸塚にある乳腺クリニックなどを経て、『馬車道ブレストクリニック』を開いたのは2024年5月です。幸いここは馬車道駅や関内駅から歩いて数分の場所にありますから、沿線にお住まいの方も足を運んでいただきやすいのではないでしょうか。お仕事や育児・介護に忙しくされている方のため火曜日は夜7時半まで診療しているほか、週末土曜日にも診療しておりますので、再検査の通知などを放置することなく積極的に受診していただきたいと思います。当院は私をはじめスタッフ全員が女性ですから、小さなお悩みも遠慮なくご相談ください。

乳がん検診から精密検査、術後フォローまで幅広い乳腺診療を実施

岡本 直子 院長

当院は乳腺専門クリニックです。具体的にはマンモグラフィ検査や超音波検査による乳がん検診、自覚症状のある方や検診で「要精密検査」となった方への精密検査、組織診(針生検)などを行うほか、他院で手術を受けられた患者さんのアフターフォローも担います。医療の枠組みの中で主に検診、精密検査の部分を担っており、手術などの治療が必要になった場合には専門病院へとご紹介いたします。私はこれまでも県内の医療機関と連携して治療を行ってきた経験があり、当院においてもお一人お一人に適した道案内をさせていただきますのでご安心ください。
当院には相談室を設置しており、患者さんの不安や疑問を解消できるような場をご提供しています。カウンセリングを担当するのは、乳がんや乳がん検診に関する正しい知識を持ったピンクリボンアドバイザー(上級)です。お仕事やご家族、経済的な問題、漠然とした不安など、患者さんが抱えるさまざまな悩みや不安に寄り添いつつ、一緒に解消できるようサポートさせていただきます。

ほっと心落ち着く空間で、患者さんの気持ちに寄り添う診療を

患者さんとお話するときは、自分ならどうするか? 患者さんが自分の家族や友人だったらどうするか? という視点で考えてお声かけをするようにしています。検査結果のご説明をするときはもちろん、治療を受ける医療機関を選択するのかという場面においても、その方にとって一番いい方法を見つけたいと思います。
私としては患者さんの心が少しでも軽くなるようにと心を配っているつもりですが、実際に検査を受けたり、検査結果を聞いたりすることには不安や緊張が伴うものでしょう。そのためクリニックで過ごす時間が少しでも快適なものになるようにと考えて、所々にグリーンを飾ったり、あたたかみのある木目を取り入れたりして、ほっと心が落ち着く空間づくりを心がけました。クリニックを受診するというより「ちょっと相談してみよう」という気軽な感じで足を運んでいただけたら嬉しいです。

乳がん検診・乳腺外科外来を受診される方へ

医学の進歩により、乳がんは早期に発見して治療できれば「治すことができる病気」になっています。しかしながら日本女性の乳がん検診受診率は50%にも達していないのが現状でありますので、一人でも多くの方に検診を受けていただきたいと思っています。
当院は通いやすい環境を整え、リラックスした雰囲気づくりを心がけることで「ここなら行ってみよう」と思っていただけるようなクリニックを目指しています。何かお困りのこと、ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

岡本 直子 院長 MEMO

外科専門医 /乳腺専門医

  • 出身地:大阪府
  • 趣味:テニス観戦、音楽鑑賞
  • 好きな本:小説/『流転の海』『氷点』
  • 好きな映画:SF、ファンタジー
  • 好きなアーティスト:サザンオールスターズ、DREAMS COME TRUE、SEKAI NO OWARI
  • 好きな場所:海を眺められるところ
  • 座右の銘:「一期一会」

岡本 直子 院長から聞いた
『乳がん』

早期発見・早期治療によって完治が望める病気。積極的な乳がん検診を!

乳がんは女性がかかるがんの中でもっとも患者数が多く、年間約9万人が乳がんと診断されています。食の欧米化や環境の変化などが要因と考えられるものの、はっきりとした原因が特定されているわけではなく、乳がん患者さんの7~9%程度は遺伝性だとされています。治療は乳がんの進行度やタイプによって異なり、手術、薬物療法、放射線治療などを、組み合わせて治療を行います。

ここ数十年の間に乳がん患者さんは増加しており、今や日本人女性の9人に1人が乳がんと診断される時代になりましたが、原因が特定されていないため明確な予防法がないのが現状です。ただし乳がんはステージ0または1の段階であれば、9割以上の方が完治を望める病気でもあり「早期発見」が非常に重要です。

乳がんを早期に発見するためには、日頃からご自分の乳房の状態を把握して小さな異変にすぐに気付けるようにしておくことが大事です(ブレスト・アウェアネス)。また、定期的に乳がん検診を受けていただくことにより、早期発見・早期治療につなげていただきたいと思います。

グラフで見る『岡本 直子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION