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近藤 崇之 院長

TAKAYUKI KONDO

患者さんの人生を背負う気持ちで診る。高度な手技で、苦痛のない内視鏡検査を実現し「不安をゼロ」に

慶應義塾大学卒業後、関東圏の病院で消化器外科、肛門外科の研鑽を積む。2024年『川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニック』開院。

近藤 崇之 院長

近藤 崇之 院長

川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニック

川崎市川崎区/砂子/川崎駅

  • ●消化器内科
  • ●肛門外科
  • ●内視鏡外科

尊敬する教授との出会いを機に外科の道へ

近藤 崇之 院長

私が医師を目指したいと思うようになったのは中学生の頃です。父が歯科医だったこともあり、もともと医療の道には関心を持っていまして、進路を考える際にはっきりと医学部を意識するようになりました。医学部に進学してからは、外科の手技を学び、手術に携わりたいと思っていました。いくつかの科と迷った時期もありましたが、大変素晴らしい外科の教授と出会い、これが大きなターニングポイントになりました。この先生のお役に立ちたい、自分も少しでも貢献したいという憧れを抱き、外科の道へと進みました。研修後、東京や川崎の病院に勤め消化器外科、肛門外科の経験を積み、『川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニック』の開業に至りました。川崎は勤めていた病院があり、この地域で開業したいという思いがありました。このエリアは内視鏡検査ができるクリニックや肛門外科が少ないという実情があり、この地で地域医療に携わっていきたいと考えたのです。開業してまだ間もないのですが、外来はほぼ全部埋まっているぐらい患者さんに来ていただいています。

川崎では唯一の「完全無送気軸保持挿入法」で大腸内視鏡を実施

近藤 崇之 院長

肛門外科を受診されたいという患者さんは多いですね。あとはやはり内視鏡を受けたいという患者さんです。内視鏡というと症状がひどくなってから受ける検査と思われている方も多いですが、私はその概念を変えていきたいのです。お尻も自分では見えないところですから、なにか違和感があれば気軽に受診していただきたいですね。早く治療すれば、お薬だけで治るものもありますから。当院では完全無送気軸保持挿入法というやり方で大腸内視鏡検査を実施しています。大腸カメラ挿入時に空気を入れないことで腸管への負担を減らし、痛みをゼロに近づけることが可能です。日本ではまだ実施できる医師は限られている手法です。鎮静剤を使用することもできますが、人によっては眠れない方もいますので、やはり痛みはできる限りないほうがいいですよね。内視鏡検査は苦痛を少なく実施できるものだということが、まだまだ浸透していないと感じています。実際、以前受けた内視鏡検査が痛く辛くて断念したという患者さんも当院に多数来院されています。多くの方々から、「内視鏡検査は辛いものと思っていたが、こんなに検査が楽なら毎年でも受けたい」というお声をいただいています。

患者さんの意向に沿ったオーダーメイドな内視鏡検査

近藤 崇之 院長

働く世代の患者さんも検査を受けやすいよう、当院は土日も内視鏡検査を実施しています。院内には個室や半個室の下剤服用スペースを用意していますので、トイレを不安に思うことなく安心して施術をお待ちいただけます。麻酔の効果は患者さんによって個人差が出てきますし、高齢の方は麻酔量の制限もありますから、当院では麻酔も患者さんに合わせたオーダーメイドで対応しています。完全に眠った状態でいたい人、麻酔をせずに自分の目で内視鏡モニターを確認したい人など、みなさんに合わせて麻酔量を調整します。胃の内視鏡検査であれば眠った状態のほうがよいと私は思いますが、大腸内視鏡検査はご自身の目で見ることを希望される患者さんも少なくありません。普段は絶対にご自身では見られない場所ですから、希望される方にはモニターを見ていただきながら、大腸の状況についてご説明しています。リカバリースペースはストレッチャーで横になったまま移れますので、検査後はそのままゆっくりとお休みいただけます。また、当院では女性医師による内視鏡検査も実施していますので、男性医師による検査に抵抗がある方もお気軽にご相談ください。

患者さんの人生を背負う覚悟を持ち、危険因子を見逃さない

これまで胃がんや大腸がんの検査や手術を数多く経験していく中で、ご本人およびご家族が心身ともに疲弊してしまうご様子を少なからず拝見してきました。「そうした経験はできる限り誰にもしてほしくない」という想いを胸に、『川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニック』を開院しています。消化器のがんを防ぐのは前提として、そのかなり前の段階からアプローチするため「おなかとおしりの不安をゼロにする」というコンセプトを掲げています。病気を発見することも大事ですが、それと同じくらい病気がないことを確認するのも大事です。それで「不安をゼロに」にして患者さんもご家族も笑顔にしていきたいという想いを込めています。私は毎日多くの診察や処置に当たっていますが、患者さんにとっては一度の診療が大きな出来事のはずです。がんの手術を執刀していた頃は、その患者さんの人生を背負うぐらいの気持ちで患者さんと向き合ってきましたし、地域医療に従事する今もその気持ちは変わりません。日々の診察、内視鏡を始めとした各検査も、大病になり得るリスクを見落とすようなことがあれば、患者さんのその後に大きく影響することもあるわけですから、少々大げさかもしれませんが、患者さんの人生を背負う気持ちは忘れないよう、今も研鑽を重ねています。

これから受診される患者さんへ

『川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニック』はJRもしくは京急川崎駅徒歩4分のところにあります。消化器内科、肛門外科を標榜し、苦痛の少ない内視鏡検査を実施しています。他院で大腸内視鏡検査が痛くてできなかったという方も、ぜひお越しください。ポリープであれば当院内で手術が可能ですし、がんなど重症な病変が見つかった場合は近隣の高度医療機関とすぐに連携が取れる体制も整えています。「おなかとおしりのトラブルはこのクリニックを受診すれば大丈夫!」と川崎市のみなさまに認識していただけることを目指していきますので、不安な症状がある方、健康診断でちょっと心配な結果が出た方はどうぞお気軽にご来院ください。みなさまの不安をゼロにすることに全力を尽くします。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

近藤 崇之 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • よく手にとる本:ビジネス本、医療関連書籍
  • 好きな映画:『Die Hard』
  • 好きなアーティスト:TRF
  • 好きな観光地:ハワイ
  • 好きな言葉・座右の銘:「負けて平気な子になるな」

近藤 崇之 院長から聞いた
『内痔核[いぼ痔]』

早期であれば手術不要。肛門の専門医によく相談を

内痔核は直腸内にできる痔核のひとつで、自覚症状としては出血、痛み、痔核が肛門外へ出てしまう脱出があります。出血や痛みは軟膏の塗布で治療できますが、脱出の症状が出てしまうと注射や手術などの外科処置になります。内痔核を切除する処置のほか、ジオン注射といって、従来は手術でしか治療ができなかった痔を注射で治すことが可能です。日帰りで対応できますし、外科手術のような切開に伴う痛みもありません。内痔核は早期に治療介入すれば手術をしなくても十分に治るものですので、なにかしらの自覚症状がある場合は、なるべく肛門の専門医がいる医療機関を受診し、よく相談してみてください。また、内痔核は便秘で力を入れ過ぎてしまう、ずっと座りっぱなしでいるなどの生活習慣に起因しますので、下剤の服用やこまめな水分補給で便を柔らかくする、座りっぱなしにならないように適度な運動をするなど、生活習慣の改善をすることが予防に奏功します。

グラフで見る『近藤 崇之 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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