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河原 紗穂 院長

SAHO KAWAHARA

家族みんなで足を運べる“かかりつけ皮膚科”。男女2名の医師が連携し、幅広いニーズに対応

久留米大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、横浜市内の皮膚科クリニック勤務を経て、天王町駅近く、洪福寺松原商店街内に開業。

河原 紗穂 院長

河原 紗穂 院長

よこはま すみれ皮ふ科

横浜市保土ケ谷区/宮田町/天王町駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科

家族みんなで足を運べる“かかりつけ皮膚科”

河原 紗穂 院長

私は福岡県の出身で、地元にある久留米大学医学部を卒業しました。いろいろな診療科の中から皮膚科を選んだのは診察・診断・治療を一貫して担当できることに魅力を感じたからです。大学病院で経験を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医資格を取得いたしました。
横浜市内の皮膚科クリニック勤務を経て『よこはま すみれ皮ふ科』を開設したのは2024年4月です。当院は天王町駅から歩いて7分ほど、洪福寺松原商店街の一角にある医療ビル内にございますので、近隣にお住まいの方々にも気軽に足を運んでいただけると思います。赤ちゃんからシニア世代の方々まで、ご家族皆様で足を運んでいただけるような“かかりつけ皮膚科”に成長することが現在の目標です。

男⼥2名の医師が連携し、幅広いニーズに対応

河原 紗穂 院長

当院には私のほかに、理事長を務める男性医師の山野龍文先生が在籍しています。必要に応じて2診体制をとることにより、より多くの患者さんの、幅広い症状を拝見させていただきます。赤ちゃんのおむつかぶれ、お子さんに多くみられるとびひなどのほか、みずむし、じんま疹などのよくある症状についてもお気軽にご相談ください。
私は皮膚に関する専門的な知識を備えた皮膚科専門医です。「皮膚に関することは何でもご相談ください」と自信をもって申し上げられるのですが、中でもアトピー性皮膚炎の治療については経験と実績があります。最近は医学の進歩によってアトピー性皮膚炎の治療選択肢も増えつつあります。従来の外用薬・内服薬に加えて、注射薬などもご提案できますのでご相談ください。
また、自費診療にはなりますが、患者さんのニーズを伺いながら、美容皮膚科の分野の治療も少しずつ幅を広げられるといいなと思っています。

毎日のスキンケアで皮膚のバリア機能をキープ

河原 紗穂 院長

皮膚のトラブルは治療によって改善を目指すのはもちろんですが、毎日のスキンケアで症状を軽減できることも多いです。お風呂に入った後、皮膚表面の水分を丁寧に拭きとってから全身に保湿剤を塗布することで皮膚のバリア機能を保つことができます。
一方で、ニキビなどに関しては、自己流のスキンケアによって症状を悪化させてしまうケースがあるため注意が必要です。スキンケアの基本は、正しい洗顔と適切な保湿です。「ニキビができるのだから脂性肌なのだろう」と自己判断して保湿を怠っていると、却って皮脂の分泌が過剰になりかねません。ご自身でスキンケア製品をそろえるなら“ノンコメドジェニックテスト済”の製品であるかどうかを基準にお選びになるとよいでしょう。(ノンコメドジェニックテストとはコメド<ニキビのもと>が生じにくい製品かをチェックするテストのことです。)

患者さんとの対話を大切に、二人三脚でゴールを目指す

診察の際は患者さんに向けて「何か気になっていることはないですか?」とお聞きするようにしています。皮膚の症状はデリケートなものが多いですから、患者さんが心に思っていることを何でもお話いただけるような雰囲気づくりを心がけているつもりです。診察室は患者さんのプライバシーに配慮した半個室になっておりますので、どのようなことでも遠慮なくお伝えください。
治療にあたってはお薬の塗り方などを含めて丁寧なご説明を心がけておりますが、患者さんの中には「一度聞いただけでは分からない」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。このため当院では症状について解説したプリントをお渡しして、ご自宅に帰った後でも患者さんに振り返っていただけるようにしています。患者さんとよくお話をしながら、治療のゴールに向かって二人三脚で取り組んでいきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

ほかの病気と同じように皮膚の病気も早期に診断をつけて適切な治療をすることが大事です。私としては“違和感”があるレベルで気軽にご相談いただきたいと思いますし、「髪が薄くなってきた……」といったお悩みにも対応できます。毛穴の開き・黒ずみなどにはケミカルピーリングなどをご提案できるほか、高校生以上を対象にピアスの穴あけ(ピアッシング)なども行っております。当院は週末の土曜日も診療しておりますので、何かご心配なことがありましたらいつでもお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

河原 紗穂 院長 MEMO

  • 出身地:福岡県
  • 趣味・特技:ピアノ、グルメ探検(直近のグルメ探検ですと、小田原市のうなぎ亭 友栄、石川町のCENTRAL BURGER SHOPが美味しかったです。)
  • 好きな本:『よろこびの歌』(宮下奈都さんの小説です。高校生が友達同士でお互いに影響しあい、クラスで自分たちの歌を作り上げていくお話です。)
  • 好きな映画:『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク』
  • 好きな場所:オーストリア
  • 好きな言葉・座右の銘:「自分の世界は、自分で変えなければ」 (『のだめカンタービレ』の千秋真一による言葉です。自分の世界を変えるうえで周囲を頼るのではなく、あくまで自身の意志や行動が大切であることを意味しています。)

河原 紗穂 院長から聞いた
『アトピー性皮膚炎』

保湿剤、ステロイド軟膏の外用に加え、注射薬も新たな治療選択肢に

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う皮疹が全身に現れ、皮膚症状は良くなったり悪くなったりを繰り返すことが特徴の皮膚疾患です。アトピー性皮膚炎では、皮膚の"バリア機能"(外界のさまざまな刺激、乾燥などから体の内部を保護する機能)が低下していることや皮膚に炎症があることが分かっています。外からアレルゲンなどの刺激が入りやすくなっており、これらが免疫細胞と結びつき、炎症を引き起こします。また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、掻くことによりさらにバリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまいます。

アトピー性皮膚炎の治療は、
①スキンケア(皮膚の清潔を保ち、うるおいのある状態を保つこと)
②薬物治療(皮膚の炎症を抑える治療)
③環境整備(環境中の悪化因子をみつけ、可能な限り取り除くこと)の三本柱を中心にした治療により、寛解導入(症状を改善させ湿疹のないすべすべのお肌にすること)を行います。

これまでアトピー性皮膚炎の治療は、保湿剤、ステロイド軟膏の外用が主でしたが、中等症以上の方に使用できる生物学的製剤という抗体を利用した注射薬も使われるようになってきました。

グラフで見る『河原 紗穂 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION