青木 大 院長
HIROSHI AOKI
人と動物がより良い生活を送れるために努力し、獣医師として地域社会に貢献していきたい
麻布大学獣医学部獣医学科卒業。東京都内の病院に勤務後、2005年5月5日に『あおき動物病院』を開設。麻布大学専科研修医(腎泌尿器科・2001年4月~15年3月/17年4月〜20年3月)。PennHIP(股関節診断)ライセンス取得。

青木 大 院長
あおき動物病院
厚木市/長谷/本厚木駅
- ●犬
- ●猫
- ●ウサギ
- ●ハムスター
動物好きが高じて獣医療の世界へ

生き物が好きなんです。これは犬猫を問わずで、もっと言うと恐竜にも興味がありました(笑)。ですから、考古学者を夢見たこともあったのです。ただ、両親から「手に職をつけたほうがいいんじゃない」と現実に即したアドバイスをもらい、獣医師を目指すということに落ち着いたんですね。
麻布大学卒業後は都内の動物病院に勤務しました。一方、獣医師となって4年目から大学の附属動物病院の腎泌尿器科に研修生としてお世話になってきました。トータルで17年間勉強させてもらいました。これは学生の時に所属していた第一外科の渡邊先生という方を慕ってのことでした。先生からは技術はもちろんですが、外科ということへの考え方だけでなく、臨床獣医師として様々なことを教えていただき、それは今も私の指標となっています。
『あおき動物病院』は2005年の5月に開院いたしました。開院にあたっては手術がしっかりできる設備が必要と考えていたものですから、相応のスペースが必要と思っていました。様々な場所を探しましたが、母方の祖母が住んでいた厚木でこの場所にめぐりあうことができたのです。
腎泌尿器と軟部外科の専門性

厚木市周辺にお住いの飼い主さんが主となりますけども、最近はご紹介を受けたり、このご時世ですのでネットで検索されて足を運んでくださる方が増えてきました。神奈川県内はもちろん、都内や千葉、静岡、あるいは山梨からいらっしゃる方もおられます。
当院は腎泌尿器と軟部外科に特色のある病院です。多い症例としては、会陰ヘルニアや尿管結石が挙げられるでしょうか。会陰ヘルニアはお尻周囲でのヘルニアで決して多くはない病気ですが、病期が進行していると大変な病気の1つかと思います。重症の場合、排便や排尿に障害が出てきますので、その場合は手術が必要となることもあります。尿管外科も特殊な部類に入ってきますから、外科手術まで対応してくださる動物病院は少ないかと思います。こうした状況もあり、遠方からも足を運んでくださる飼い主さんが少なくないということなのです。
飼い主さんと一緒に最良の選択を選べるように

当然のことですが、インフォームはしっかり行わせていただいています。考え方としては、「この治療しかありません」といった形ではなく、この治療をした場合、こうなりますよ、といったようにケースバイケースで説明をさせていただき、できる限り複数の選択肢を提示できるよう心がけています。
急性で、手術をしなければ助からないといったケースもありますが、様々な可能性を含めて詳細な説明を行った上で、飼い主さんと一緒にその子にとって最良な選択ができるようにと考えています。
動物にとって、飼い主さんにとってより良い選択肢を提供
腎泌尿器や軟部外科が特徴と申しましたが、この分野だけでなくしっかりした診察と診断ができるように、血液検査機器、デジタルレントゲン検査機器や、エコー検査機器等の診断機器や手術に用いる機器は一通りのものが揃っています。また当院には循環器に強みを持つドクターも在籍しています。動物の高齢化が進むに従い、心臓に問題のある子は増えていく傾向にありますので、この分野においても飼い主さんの期待に応えていけるよう精進を積んでいきます。
ただ、外科に特徴があると申しましても、なんでも「手術、手術」というわけではもちろんありませんし、症例によっては飼い主さんのご意向を伺った上で、二次診療施設や専門医へのご紹介も積極的に行っています。例えば、当院で可能な場合でも、その分野においてより専門的な技術や設備を有している病院があればそちらに紹介をさせていただくこともしています。やはり患者さんが第一ですので、その見極めは非常に大事な部分と認識しています。
これから受診される飼い主さんへ
些細に思えることでも構いませんし、セカンドオピニオンを含め、困ったことがありましたらどうぞお気軽にご相談ください。専門性があることは特色ではありますが、一方で地域の動物病院としてのスタンスを重要視していることは開院以来、変わらないことです。身近な動物病院として、何か気になることがありましたら、お気軽にお立ち寄りください。
※上記記事は2025年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
青木 大 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 出身大学:麻布大学獣医学部獣医学科
- 趣味:バイク、自転車
- 好きなアーティスト:ボン・ジョビ
- 好きな場所:山
- 座右の銘:「好きこそ物の上手なれ」
青木 大 院長から聞いた
『猫の尿路結石』
猫の尿管結石は手術が必要なケースがほとんど
ほとんどの尿管結石は、超音波検査とレントゲン検査で診断が可能です。現時点では基本的には外科手術が必要となることがほとんどになります。病状としても、健康診断などで偶発的に発見される場合もあれば、急性腎障害で緊急対応が必要なこともあります。
難しいのは、背景に慢性腎不全を患っている子も見られ、本当に手術で助けられるのか、手術が成功した際も、どの程度改善するかが読みにくく、結石再発も考えなくてはいけないことです。
十分に患者さんの評価をした上で、インフォームさせていただくことも大事な点になります。
犬では猫より少ないかと思いますが、尿路感染が関与していることが多く、大変なこともあります。また、結石は腎臓、膀胱にも併発していることもあります。
グラフで見る『青木 大 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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青木 大 院長
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