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五味 良太 院長

RYOTA GOMI

この病院にかかわるすべての人に信頼していただける病院を目指して

麻布大学卒業。北海道、神奈川県の動物病院に勤務。2020年に『南大和どうぶつ病院』を開院(小田急線「高座渋谷駅」より徒歩8分)。麻布大学附属動物病院腎泌尿器科専科研修過程修了。

五味 良太 院長

五味 良太 院長

南大和どうぶつ病院

大和市/渋谷/高座渋谷駅

  • ●犬
  • ●猫

自分で考え、責任を持って治療をすることを学んで

五味 良太 院長

小学校の高学年の時のことです。近所で子猫が産まれて毎日のように見に行ってたんですね。ちょうどその頃、流行っていた『動物のお医者さん』という漫画で獣医師という職業があることを知ったこともあり、この道を目指すようになりました。
大学在学中から付属の動物病院で診療のお手伝いをしていたのですが、お世話になっていた先生に進路について相談すると一言、「北海道だな」と。「他にはないですか?」と聞いたところ「ないな」という返答をいただき(笑)、北海道の動物病院に勤務することになりました。そちらでは私が尊敬している先輩が先に勤務していたのと、恩師の「獣医師の見習い期間の経験はとても重要だから、良い病院があるなら北海道でも沖縄でも場所は問わず行くべきだ」という言葉もあり、それらが決め手になりました。その病院は、自分で考え自分で治療を実行していくという方針で、獣医師の自主性を重んじる教育方針でした。当時は今とは異なり、情報量が限られてた時代です。試行錯誤を繰り返しながら、ひたすら勉強するという姿勢をその時点で学べたのはのちの獣医師人生を考えても非常に大きなことだったと感じています。また、先ほど話に出た先輩の診療も間近で見ることができたことも大きく影響を受けたことの一つで、診療に強いプロ意識を持って治療をする方だったこともあり、「プロフェッショナルとはどういうものか」ということを間近で学ばせていただきました。
そちらの病院を退職後、母校の麻布大学に研修医として務めながら、神奈川の病院に勤務していました。そして2020年、神奈川県大和市に『南大和どうぶつ病院』を開院いたしました。私は趣味でブラジリアン柔術をしており、その道場が大和にもあったんですね。縁を感じて場所を探していたところ比較的すぐにこちらが見つかり、あれよあれよという間に開業を迎えました。

予約診療を導入したことで、飼い主さんとしっかり話し合えるメリットも

五味 良太 院長

当院が開業を迎えたのは、2020年の4月6日。その翌日、4月7日に新型コロナウイルスでの緊急事態宣言が初めて出されました。私がそれまで働かせていただいた動物病院では、来院された順番でご案内する通常通りのものでしたが、緊急事態宣言を受け予約診療を急遽取り入れる形となりました。慣れない診療スタイルだったので導入当初はうまく機能するか心配だったのですが、始めてみると思わぬメリットがあることがわかりました。前職までは、患者さんが待っているのがわかると「早くしなきゃいけない」という無言の圧力が働いていました。その焦りは、誰も得することはありません。私自身、医療機関を受診し、30分や1時間待って5分や10分の診療で終わることに対し、物足りなさを感じていたので、時間に追われながらする診療が本当に良いことかどうかずっと引っかかっていました。それが当院で実際に予約診療を導入してみると診療時間が確保でき、しっかり話を聞いて、伝えて、ということが十分に出来て、結果的に飼い主さんとの信頼関係を築いてくことにつながるという良い循環が生まれました。コロナの流行は本当に大変なことでしたが、予約診療は自分の診療方針と相性が良く、導入できてよかったと感じています。

最適な治療はそのご家族ごとに異なる

五味 良太 院長

同じ病気であっても、同じ治療がベストとは必ずしも言えません。通院可能な回数もそうですし、もちろん費用の面もあります。まずは医学的に見て最善の治療を提案いたしますが、そこからは飼い主さんと話し合って決めていくことになります。その子のために何をチョイスしてあげるかが、飼い主さんの大きな役割となります。そして飼い主さんに決めていただくには、病気について治療のメリット・デメリットについて、あらゆることをご理解いただかなくてはなりません。その説明は非常に大切ですし、実際の治療と同様、大きな責任を担っていると考えています。

泌尿器と循環器の専門的診療を提供

私自身は大学病院で泌尿器を専門的に学んできており、当院には循環器を専門的に学んできた獣医師もいます。一般的な診療に加え、その2つについてはより専門的な治療を提供可能で、実際に病院が認知されるにつれ、専門診療を求めて来院される方も増えてきています。
さて、これは余談、というわけではないのですが、「趣味でブラジリアン柔術をしている」というには、その範疇をかなり超えておりまして(苦笑)。私はその最上位である黒帯で、昨年、一昨年は黒帯の35歳以上の部で日本チャンピオンとなりました。もしかしたら、獣医さんの中では「日本一強い」と言えるかもしれませんね(笑)。その趣味の仲間から、疲労回復を助けてくれるものとして「水素治療」を知り、動物に対しても提供するようになりました。水素治療は、老化や癌、あるいは免疫異常などの要因の1つとされる活性酸素を除去してくれます。実際、人の医療でも癌治療などに使っている病院があります。当院でのケースを1つご紹介させてください。14歳の高齢のダックスの患者さんに対してこの治療を行なっています。年とともに、だんだん元気がなくなり、物音にも反応しなくなっていましたが、治療を始めると徐々に元気が戻り、物音にも反応するようになり、試しにやめてみたらまた元気がなくなってしまった、ということがありました。そのような事例を何例も目の当たりにしたことから、水素治療もより多くの方に届けていけるよう活動していきたいと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

病気のことをちゃんと理解したい。理解した上でその子と付き合っていきたい。そうお考えの方には当院はベストな病院と自負しております。『南大和どうぶつ病院』は、「信頼」というものを大事にしています。技術があるから信頼されるということもあるでしょう。しかし、技術があっても人間性に疑問が生じるようでは、信頼に足る病院ということにはなりません。もちろん、その逆もまた然りです。まだまだ完璧なサービスをすべての飼主様に届けられると言えるほど成熟した動物病院ではありませんが、私たちは、より良い治療を提供出来るよう、日々研鑽を積んでいくとともに、人間性にもついても各自が向上出来るよう、目標を持って取り組んでいます。信頼出来る病院をお探しの方は、どうぞ一度足を運んでいただければ嬉しく思います。

五味 良太 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味&特技:ブラジリアン柔術
  • 好きな本:『ONE PIECE』『BLUE GIANT』
  • 好きな映画:『ハリー・ポッター』
  • 好きな言葉:「試行錯誤」
  • 好きなアーティスト:EXILE ATSUSHI
  • 好きな観光地:北海道

五味 良太 院長から聞いた
『猫の膀胱炎』

生活環境に目を配ることも有効な治療に

血尿は、犬の場合は細菌性膀胱炎であることが多いのですが、猫の場合はその割合は1、2割と少なく、大半は特発性膀胱炎、つまり、原因がよくわからないものになります。特発性膀胱炎は、数日から数週間で自然に回復するとされます。ただ、なかなか改善がみられない場合は、「環境」というものに目を向けるべきでしょう。と言うのも、この疾患はストレスが関与していることが多いからです。生活の中に原因があるとすると、そこにアプローチしない限り良くならないですし、一旦は治ったとしても、ぶり返す可能性は残ったままになります。診療では猫と人は違う生き物、ということを理解することが重要だとお伝えさせていただいています。人と同じではないですから、猫の本能やその猫自身の性格を理解し、アプローチ可能なところを改めて探していくことが病気の改善や、日々のストレスの緩和につながっていきます。また、寒さなどの環境要因や、運動不足や関節炎などの他の病気が引き金になっていることも考えられ、そちらに対してのアプローチが重要であることもあります。

グラフで見る『五味 良太 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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