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野尻 亮輔 院長

RYOSUKE NOJIRI

愛猫家の院長が診療する「キャットフレンドリークリニック」。負担の少ない超音波検査で病気の早期発見・早期治療に努める

麻布大学獣医学部獣医学科卒業。神奈川県内・都内の動物病院に勤務。2021年に『港南グラン動物病院』を開院(横浜市営地下鉄ブルーライン「港南中央駅」より徒歩7分)。

野尻 亮輔 院長

野尻 亮輔 院長

港南グラン動物病院

横浜市港南区/日野/港南中央駅

  • ●犬
  • ●猫

リラックスできる雰囲気づくりを心がけ、動物と飼い主さんの暮らしに寄り添う

野尻 亮輔 院長

麻布大学を卒業した後は逗子にある動物病院で診療をはじめました。そちらで3年、都内で1年、さらに川崎で6年ほど経験を積んだ後、動物たちや飼い主さんの暮らしにずっと寄り添っていきたいと考えて『港南グラン動物病院』を開設しました。実は、この場所に巡り合ったのは開院の2年ほど前だったんです。院内の導線や内装をじっくりと考えることができたおかげで、国際猫学会の国際基準をクリアしてキャットフレンドリークリニックのゴールド認定病院にもなっています。
クリニックを開くにあたって重視したポイントは、動物たちや飼い主さんに配慮した導線と落ち着きのある空間づくりでした。院内は猫と犬で待合室が分かれているのはもちろん、診察室や入院室(ペットホテル)、使用する水道などもすべて別々に用意しています。また、地域の方々に気軽に足を運んでいただきたいという思いから、院内は清潔感のある白を基調に木目を取り入れて、リラックスできる雰囲気を作りました。動物たちにも飼い主さんにも優しい空間の中で、安心感のある診療をしたいと考えておりますので、何かお困りの時は遠慮なくご相談ください。

愛猫家の院長が診療する「キャットフレンドリークリニック」

野尻 亮輔 院長

キャットフレンドリークリニックであるとはいえ、病院にやって来る動物たちは犬が7割・猫が3割と、犬のほうが多い現状です。それでも僕自身はずっと猫を飼ってきましたし、「猫好きの先生が診療している」という部分は当院の大きな特徴かなと思います。猫に優しい設備が整っているだけではなく、猫ちゃんにかけてしまう負担をできる限り軽減するよう心がけ、病気を隠しがちな猫ちゃんの状態をしっかり把握できるような診察を心かがけることが重要と思っています。
一方で、ワンちゃんたちについては診療に力を入れているのはもちろんのこと、その他の部分で心がけている点として、トリミングをご利用いただく際、必ず写真を撮って、飼い主さんにデータをさしあげるようにしています。僕自身子どもを持つ父親で、幼稚園で過ごしている我が子の様子を知りたい気持ちがあり、飼い主さんの気持ちも同じではないかと思っています。そのため、トリミング中の写真を撮影し、お迎え時に様子をお伝えすることで、安心してお任せいただくことにつながるため、ご好評をいただいています。獣医師として動物たちの病気やけがを治すのは当たり前ですが、それ以上に飼い主さんにご満足いただき、信頼される場所でありたいなと思います。

動物たちへの負担の少ない超音波検査を実施。病気の早期発見・早期治療に努める

野尻 亮輔 院長

近年はインターネットなどで簡単に情報を得られる時代です。ご自身でいろいろ調べて知識豊富な飼い主さんがいらっしゃる一方で、知れば知るほど、かえって不安を募らせてしまう飼い主さんも少なくありません。そのため当院では適切な検査や治療を行うと同時に、飼い主さんに正しい知識を得ていただけるよう、積極的に情報発信をしていきたいと思っています。
病気の早期発見・早期治療を目指して、当院で実施しているのが超音波(エコー)検査です。診察時に聴診器をあててみて「あれ?」と気付くことがあれば、超音波検査をして適切な診断・治療につなげています。超音波は勤務医の頃から多くの症例を経験してきましたが、検査をすることで腎不全や心臓病、子宮疾患の診断に役立ったケースも少なくありません。また、もしも超音波検査でお腹の腫瘍を見つけた時などは、定期的な経過観察を行うことで適切なタイミングで治療を始めることができます。お腹を切って開くわけではないため、動物たちへの負担が少ないことも超音波ならではのメリットだと思います。

LINEを使った双方向のコミュニケーションで、飼い主さんの理解を深める

動物たちは自分で病院に来ることはできませんし、治療においても飼い主さんの協力が欠かせません。つまり、飼い主さんの理解と納得がなければ、治療は決してうまくいかないのです。これらを踏まえて当院では、動物たちがどのような病気で、どんな検査をして、どんな治療を行うのかを、飼い主さんに向けて分かりやすくご説明するようにしています。「先生に言われたから」薬を飲ませるのではなく、「病気を治すために必要だから」薬を飲ませるのだとご理解いただけるまで話をするものですから、ついつい診察時間が長引いてしまうことも少なくありません。
とはいえ、病院で1回だけ伝えられたことを、家に帰ってからもずっと覚えているのは難しいですよね。そのため、当院ではオフィシャルLINEを利用し、情報を発信したり、飼い主さんからの質問を受け付けたりしているんです。LINEの機能は本当に便利で、言葉では伝えにくい病状も写真を添付していただけばだいたいのことが分かりますし、動画で呼吸の様子を確認したうえで「すぐに連れて来てください」とお伝えすることもできます。また、健康診断を実施した際の結果報告にも活用しています。健康診断などでは、検査項目が多くなればなるほど説明も複雑になります。言葉だけではうまく理解していただけないことも多いため、わかりやすく説明をまとめたものをデータとしてお送りし、お時間がある時にゆっくり確認していただくことで、ご理解を深めていただいています。一方通行ではなく双方向のコミュニケーションを実現できるので、当院ではLINEのアカウントを積極的に活用するようにしています。

これから受診される患者さんへ

動物病院は病気やけがを治療するだけでなく、動物たちの暮らしを生涯にわたってサポートする役割があります。当院でも動物たちが健康であることを確認する健康診断や予防接種をはじめ、トリミングやペットホテルなどさまざまなニーズにお応えすることができます。大切な家族の一員に心配な様子がみられた時はもちろん、小さなお悩みや疑問に思うことなど、何でもお気軽にご相談ください。

※上記記事は2023年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

野尻 亮輔 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:子供と一緒に出かけること、ゴルフ
  • 好きな映画:『ハリー・ポッター』
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな場所・観光地:海/江ノ島
  • 好きな言葉・座右の銘:「現状維持は退歩なり」

野尻 亮輔 院長から聞いた
『猫のリンパ腫』

年齢を問わず発症リスクがあり、現れる症状はさまざま

猫のリンパ腫は、体内のリンパ球が腫瘍(がん)になってしまう腫瘍性疾患の一種です。外飼いの猫ではウイルス性疾患が原因になることもありますが、加齢や遺伝などによってどの子にも起こり得る病気です。中には3歳の猫が発症したケースもありましたので、若いから安心ということは決してありません。

リンパ球は血液に乗って全身に広がっていくため、腫瘍ができた部位によってさまざまな症状が現れます。腫瘍が胸にできれば胸水がたまったり、腫瘍がお腹にできれば吐き気や嘔吐を引き起こしたりします。

今のところリンパ腫の明確な予防方法はないため、何よりも早期発見が大事になります。また、リンパ腫には抗がん剤がよく効くタイプのものがあり、そういった場合は抗がん剤の投与で症状の改善が期待できます。

グラフで見る『野尻 亮輔 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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