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中林 竜太 院長

RYUTA NAKABAYASHI

皆様とのコミュニケーションを大切に。
飼い主様と動物達の絆をお守りしていけるように

北里大学獣医学部獣医学科卒業。横浜市港北区の動物病院で勤務医を務める。二次診療施設での皮膚科研修医を経て、2021年2月に『横浜りゅう動物病院』を開院(京浜急行/横浜市営地下鉄「上大岡駅」から徒歩約19分)。

中林 竜太 院長

中林 竜太 院長

横浜りゅう動物病院

横浜市磯子区/磯子/上大岡駅

  • ●犬
  • ●猫

物心つく頃から目指した世界

中林 竜太 院長

改めて考えてみれば、物心ついた頃から目指していたような気がします。犬や猫、ハムスター。小さな頃から動物たちが身近にいました。その動物たちが病気になってしまった時に助けてあげられるような存在になりたいと思い、獣医師を目指すようになったのです。
大学卒業後は横浜市港北区の病院に勤務し、2021年2月に葉山俊先生による葉山動物病院を受け継ぐ形で『横浜りゅう動物病院』を開院いたしました。この地で15年に渡り患者さんを見守ってきた葉山先生の想いを引き継ぎ、地域の飼い主さんに頼っていただける病院にしていきたいと思っています。

あらゆるお悩みに応えいけるように

中林 竜太 院長

住宅街ですので、ペットを飼われている方が多い印象ですね。病院は磯子区に位置しますが、通りを挟んですぐの南区からも多くの方が来院されます。
主なお悩みとしては、猫に関しては腎臓病、それから犬猫問わず増えてきているのが腫瘍です。平均寿命が延びている分、癌はやはり増えてきます。加えて、皮膚疾患で悩まれている飼い主さんが目立ちます。私は二次診療施設の皮膚科に籍を置いていたことがあります。そこで得たノウハウを生かし、論理に基づく診療を心がけています。当病院ではメディカルトリミングと称し、トリミングの子たちはすべて健康チェックをおこなっています。トリミングと皮膚科は近い関係にあると言っていいでしょう。トリミングを通して定期的に健康チェックをすることで、皮膚のトラブルをいち早く察知し、予防を兼ねたケアをおこなうことが可能です。
ご覧のとおりのまだ小さな病院ですが、特定の分野を“診れない”のではなく、あらゆるご相談を承っています。皮膚科と腫瘍科については一定以上の水準に達していると自負していますが、研鑚を怠ることなく、近い将来、どんなお悩みも二次診療に達するレベルに引き上げていくことが目標です。

正確な診断に努める

中林 竜太 院長

触診は、通常の診察はもちろんのこと、ワクチンであっても検診であっても、必ず13箇所・200項目の身体検査を実施します。私は診断に至るプロセスを大事にしています。まずは飼い主さんからできる限りの情報を得ていく。次に、先に挙げた触診や検査から情報を得る。その情報を統合し、どんな疾患が疑われるかを考え、治療方針を飼い主さんに提示していきます。乱暴な言い方かもしれませんが、なんの病気かわかっていれば、獣医師であれば誰でも治療はできます。しかし、正確な診断を下すことは容易なことではなく、だからこそプロセスが大事なのです。当院では、“とりあえず”の治療や検査をすることはありません。診断名がつかない場合でも、なんの病気が疑われるかをよくよくご説明し、ご納得いただいた上で検査や治療に臨んでいきます。
また、診察でご説明した内容は、お帰りの際に用紙にまとめてお渡ししてします。特に予期していない病気が告げられた場合、すべての内容を記憶しておくのは難しいものです。ちゃんと後で確認できるように、そしてご家族で共有していただくために情報を文字にしてお渡しするということですね。

飼い主さんに安心していただくために

注射や採血、さらに爪切りといった処置は飼い主さんの目の前で実施するようにしています。見えないことで、「痛いことをされてるんじゃないか?」「大変なことが起こってるのでは?」と思われることはあると思うんですね。必要のない不安を取り除く意味でもすべてをクリアにすることは大切ですし、何より、飼い主さんがそばにいることで動物たちは安心するものなのです。
私は何よりも信頼感を大切にしています。ワイシャツにネクタイで診察に臨むのも、できる限り信頼いただけるようにと思ってのことです。地域のホームドクターとして、みなさんに信頼していただける病院を目指してまいります。

これから受診される飼い主さんへ

動物たち、そして飼い主さんに誠心誠意向き合い、より良い医療を提供できるよう心がけています。どんなことでも構いません。何かお困りのことがありましたら、どうぞ頼りにしてください。みなさんの想いに全力で応えてまいります。

※上記記事は2022年12月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

中林 竜太 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:料理、筋トレ
  • 好きな作家・本:ビジネス書
  • 好きな映画:アニメ
  • 好きな音楽:ロック
  • 好きな場所・観光地:温泉、箱根
  • 座右の銘:継続は力なり

中林 竜太 院長から聞いた
『犬猫のアレルギー性皮膚炎』

治らない病気だからこそ、常に向き合っていく姿勢が大切

アレルギー性皮膚炎は、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎とに大別されます。とにかく身体中が痒くなってしまうのが特徴で、あまりの痒さにかじったり、舐めたりして皮膚がボロボロになってしまう子もいます。
アレルギー性皮膚炎が何によって引き起こされるかは、現在のところ、確定的な診断方法がありません。年齢、性別、飼育環境等々、あらゆる情報を飼い主さんから引き出し、統合して判断していきます。治療としては、痒みへの対症療法が中心となります。お薬も一長一短がありますから、具合を見ながら、そして飼い主さんのご希望を伺った上で判断していくことになります。また皮膚の状態が悪いために二次的な感染症の恐れもありますので、抗生物質やシャンプーなどのケアも必要です。
アレルギー性皮膚炎は、治らない病気です。特にアトピー性皮膚炎は治らないことが多いんですね。ですから、飼い主さんやその子にとって最も負担が少ないような方法を検討し、続けていくことが大切になります。

グラフで見る『中林 竜太 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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