加藤 一則 院長
KAZUNORI KATO
飼い主さんとの対話を大切に、ご一緒に考えながら
「動物と飼い主さんの暮らし」をサポートしていく
大学卒業後、勤務医として幅広い症例に携わり、スキルを磨く。1984年、横浜市南区にて開業。
加藤 一則 院長
加藤どうぶつ病院 コンパニオンアニマルケアセンター
横浜市南区/六ツ川/弘明寺駅
- ●犬
- ●猫
開業から35年、動物と飼い主さんの暮らしをサポート
『加藤どうぶつ病院』の開業は1984年でしたから、診療をはじめて35年ほどになるでしょうか。開業以来、南区内で何度か移転をして、現在は『コンパニオンアニマルセンター(CACC)』と『弘明寺病院』の2院体制で診療にあたっています。
私は子供の頃から動物が好きだったものですから、いつも動物と一緒に過ごすことができて、それが仕事になっていることを本当に幸せに思っています(笑)。獣医師としての知識やスキルはもちろん、たくさんの動物と暮らしてきた経験をいかして、動物と飼い主さんのより良い関係づくりをサポートしたいと考えています。
飼い主さんとの対話を大切に、それぞれのケースでベストを見つける
当院では、病気の治療や予防接種、健康診断などを通して、動物たちの健康をサポートしています。最新の検査機器を備えて、正しい診断のもとに適切な治療ができる体制を整えておりますが、動物たちの治療をするのは私たち獣医師だけではありません。
治療をはじめる前には、飼い主さんにご相談させていただきます。その子に何をしてあげられるのか、今、何が最良の治療法なのか、いくつかの選択肢を用意して飼い主さんとご一緒に考えたいと思います。一方的に治療を押し付けるのではなく、飼い主さんにも治療に参加していただく、といった感じでしょうか。飼い主さんにはぜひ、心に思っていることを何でもお伝えいただきたいですし、私たちも飼い主さんの立場にたった治療を心がけたいと思っています。
「動物とのふれあい活動」「しつけ教室」にも力を注ぐ
外来診療や手術、トリミングなど。一般的な動物病院の役割に加えて、当院では「動物とのふれあい活動」やしつけに関してのカウンセリングなどもおこなっています。ふれあい活動とは、犬・猫を連れて高齢者施設を訪問するもので、子供たちに命の大切さを伝え、ご高齢の方に癒しをもたらすボランティア活動。簡単な適性検査及び健康審査がある一定を満たせば、一般家庭のペットの参加も可能です。
一方のしつけについてでは、公共の場できちんとした行動ができるように、「すわれ」や「まて」をはじめとした基本的なルールを学んでほしいです。また、仔犬の頃の問題行動などそのままにしてほしくはないですね。たとえば、お散歩に出かけた公園で、愛犬が他人に迷惑をかけることなく、大人しくしていられたなら、きっと周りの方が「おりこうさん」と褒めてくださることでしょう。そのひと言が飼い主さんの喜びになり、さらには動物たちの社会的地位向上にもつながっていくはず。これもまた、動物と飼い主さんのより良い関係づくりの一環と言えるでしょう。
獣医師ならではの喜びを感じながら、日々の診療にあたる
当院は、院長を務める私のほかに、妻であり副院長の章子先生、そのほか複数名の獣医師が連携して診療にあたっていますが、実は、妻も私も犬が大好きなんです。かわいい子や仔犬が来ると、スタッフたちも代わる代わる抱っこしています。スタッフ達を見ていると動物好きのまわりには同じタイプが集まるんだなぁ、と実感しますね(笑)。
そういえば先日、章子先生が獣医師としての喜びを「たくさん、さわれること」だと言っていました。もしも獣医師でなかったら、自宅で飼うことができるペットの数には限りがありますよね。でも、ここには1日にたくさんの動物がやって来て、子犬でも老犬でもさわり放題です(笑)。とくに仔犬はたくさんの人間にさわられ、抱っこされて、動物たちは驚いているかもしれませんけれど、これも大きな意味で社会科見学と言いますか。彼らの心の中に、「人間はこわくない」ことがインプットされたら良いなと思います(笑)。
これから受診される飼い主さんへ
動物と飼い主さんの関係には、「バランス」が大事ではないでしょうか。動物たちの病気が治るのは嬉しいことですが、その過程が飼い主さんにとって苦痛なものであってはいけませんし、その逆も避けたいものですよね。当院では、大切な家族の一員が病気になってしまったときも、飼い主さんが「あの子がいて良かった」「楽しかった」と感じてくださるような医療をご提供したいと思います。
今は、ペットの高齢化が進んで、人間と同じように「老老介護」をなさっている飼い主さんも多いはず。日々の暮らしで不都合なこと、煩わしいと感じていることがありましたら何でもご相談いただきたいですし、私たちも知識と経験を最大限発揮して、動物と飼い主さんの暮らしをしっかりサポートしていきたいと思います。
※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
加藤 一則 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:フィッシング、映画鑑賞、ボウリング、愛犬と遊ぶこと
- 好きな本:釣り雑誌
- 好きな映画:サスペンス
- 好きな言葉・座右の銘:なるようにしかならない
- 好きなアーティスト:竹内まりや
- 好きな場所:海
グラフで見る『加藤 一則 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
加藤どうぶつ病院 コンパニオンアニマルケアセンター
加藤 一則 院長
横浜市南区/六ツ川/弘明寺駅
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