靏林 秀貴 院長
HIDETAKA TSURUBAYASHI
犬・猫から馬、小動物まで対応
患者さんが納得する治療を第一に考える
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。2010年より兵藤動物病院本院にて勤務。2013年阪東橋院の院長に就任。2016年、つるばやし動物病院へ事業継承(横浜市営地下鉄『阪東橋駅』5番出口を出て徒歩1分)。
靏林 秀貴 院長
つるばやし動物病院
横浜市中区/曙町/阪東橋駅
- ●犬
- ●猫
- ●その他
動物達の病気を治したい、という思いから獣医師に
我が家は家族全員動物が好きで、犬、猫、馬、鳥、リスザル、熱帯魚、鯉、亀、スッポンなど、さまざまなペットを飼っていました。ですから、子どもの頃から獣医師という職業には憧れがありました。小学生の時、飼っていた犬が亡くなってしまったのですが、自分の手でペット達の病気を治し、色々な人にアドバイスをしてあげたいと考えたのがこの道を目指したきっかけです。
日本大学生物資源科学部獣医学科を卒業後は、趣味の乗馬を通じてお知り合いになった兵藤先生の兵藤動物病院にお世話になりました。本院勤務を経て、2013年、兵藤動物病院阪東橋店の院長に就任。2016年2月、つるばやし動物病院へ事業継承をし、現在に至ります。兵藤先生のところでは、犬・猫をメインに学び、同時に知人の先生に小動物や馬の診療・手術について学びました。
犬・猫から小動物の診療、馬の去勢手術まで対応
診療は犬・猫をメインに、診察から手術・予防接種などおこなっています。飼い主さんからのご依頼があればウサギ、インコ、ハムスターなど小動物の診療も可能です。より専門性の高い治療が必要な場合には専門医もご紹介しています。馬に関しては乗馬クラブのオーナーさんから依頼を受け、クラブにいる馬の去勢手術もおこなっています。
受診される飼い主さんは近隣にお住まいの方がほとんどで、一番多いのは犬と猫ですね。最近は猫も増えてきていますが、猫の飼い主さんは毎月熱心に通われる方がいる一方、犬と比べると予防医療の認知度が低いため、ワクチン接種や去勢手術の後、5~10年位経って、病気になって受診される方もいらっしゃいます。犬と比較すると病院にかかる機会が少ないので、日頃から受診していただき、体重の変化や健康チェックをして欲しいと思います。犬の場合は予防接種などのタイミングで最低でも年に2回程度、猫の場合も同じ位の頻度で健康診断をすることをお勧めしたいですね。
普段の様子を見ること、小さい頃からの習慣づけが一番の予防
ペット達のケアで大切なのは「日常との違い」に気をつけること。普段の様子と比べて違うと感じる「違和感」です。「ちょっと不安を感じる」、「なんだかおかしい」といったことが大きな病気を防ぐ第一歩になるのです。時間を争う病気の場合には、早く対応することが回復への重要な鍵となります。
犬の場合であれば日頃から散歩に連れて行き、動きを見ることで健康に注意することができます。しかし、猫はそうした機会がありませんので、普段から様子の変化を観察して欲しいですね。たとえば、生活する場所や爪の様子です。生活をする場所が高いところから低いところへ移った場合には脚力や体力が衰えているのかも知れません。また、爪が厚くなっている場合には、関節炎で爪をとげなくなっている可能性もあります。今はフードも進化して、きちんと栄養管理できる環境が整っています。ただ、病気の発見は日頃からの注意が一番の予防になります。そして、定期的な健康診断も大切です。犬も猫もシニア世代になる7歳前後を目安に健康管理にはより気をつけて欲しいと考えております。
また最近は、皆さんデンタルケアへの意識が高くなってきています。お口のケアは小さい頃から、毎日おこなう習慣をつけることが大切です。毎日継続することによって、歯の健康を維持すると同時に、口に異物が入ることに抵抗感が少なくなります。5歳、10歳と大人になって、口がプライベートゾーンになってしまうと、いざ歯石を取ろうとしてもなかなか触らせてもらえません。飼い始めたタイミングで顔を撫でながら、口の中に手を入れるようにして慣らしていくのがお勧めです。指からデンタルシート、歯ブラシと少しずつ慣らしていき、歯磨きの習慣をつけていくと良いですよ。歯の健康は体の健康にも繋がりますので、ぜひ頑張ってください。
普段の様子を聞き、飼い主さんが納得できる治療を提示
診療では、飼い主さんから色々なことをお聞きするよう心がけています。病院の中で見る様子は一つの状況でしかなく、ご自宅での様子は分からないからです。どういう環境でどのように暮らしているか分かってくると、病気を発見する手掛かりになります。ですから、初めての子や、久しぶりに来院した子の場合には特に、普段の様子などをできるだけお聞きしたいと考えています。
診断と治療に際してはインフォームド・コンセントを心がけ、ご家族の立場に立って、費用や治療期間なども考慮し、色々な治療法を提案させていただいています。たとえば、骨折の治療法一つにしても、手術をおこなう方法、手術せずに固定する方法などがあります。その選択肢の中から、ご家族の意見に合った納得できる治療法を選択していただく事が一番大切だと思っています。
これから受診される飼い主さんへ
ペット達のケアは小さい頃から習慣として続けることが大切です。しかし、爪切りや耳掃除、肛門絞り、デンタルケアなど、日々の生活が忙しくて手が回らないこともあるでしょう。「いつの間にか、親指の爪だけが伸びて巻き爪になってしまい出血してしまった」というケースもあります。毎日ペット達と接していても見過ごしてしまうこともあるのです。
そんな時には少し楽をするのも一つの方法です。たとえば月に1回トリミングでキレイにしてもらうといった習慣はとても大切です。デンタルケアなどはおやつの時間に合わせてご褒美感覚でしていただくのも楽におこなう一つの方法です。歯磨きガムなどを利用するのもOKだと思います。お仕事や家庭のことで手が回らない場合には当院にご相談ください。獣医師や動物看護師がアドバイスさせていただきます。また、定期的に病院に来ていただくことで、体温や体重、心臓の音、体の各所を診察し、飼い主さんが気づけないところをチェックしていきたいと考えています。「爪切り」だけで来院される方もいます。
当院は急患にも対応、セカンドオピニオンもお受けしています。手術以外は予約不要です。「歯磨きをしたいけれど、噛んでしまい上手くできない」「耳がくさい」など、どんなことでもかまいません。ペット達のことで気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
靏林 秀貴 院長 MEMO
- 出身地:
- 趣味:乗馬
- 好きな本:専門書
- 好きな映画:子どもと行く映画(きかんしゃトーマスなど)
- 座右の銘:飼い主様に寄り添った診療
- 好きなアーティスト:DA PUMP
- 好きな場所:根岸森林公園(横浜市中区)
グラフで見る『靏林 秀貴 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
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靏林 秀貴 院長
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