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田中 翔 院長

SHOU TANAKA

飼い主さんにとって、動物にとって、より良い方向に進むように。地域に寄り添い、頼りに思っていただける動物病院に

北里大学獣医学部卒業。都内複数の動物病院に勤務し、分院長職も経験。2024年9月1日、『みやまえだいら動物病院』を開業(東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩8分)。

田中 翔 院長

田中 翔 院長

みやまえだいら動物病院

川崎市宮前区/宮前平/宮前平駅

  • ●犬
  • ●猫

宮前平の地で動物たちを長く診てこられた意志を継いで…

田中 翔 院長

小さい頃から動物と共に暮らしてきました。今から20年ほど前、当時は私の身の周りで動物病院に連れて行くという習慣は今ほど根付いていませんでした。飼っていた犬や猫が体調を崩してそのまま亡くなってしまうということがあって。。。獣医師を目指すようになったのは、その後悔からなのかもしれません。
最初に獣医師になろうとしたのは兄でしたが、その兄が異なる道に進むことになったとき、「それなら自分が獣医師になって動物たちの命を救えるようになりたい」と思うようになりました。

北里大学獣医学部を卒業後、町田、八王子の動物病院に勤務し、2024年9月1日に『みやまえだいら動物病院』を承継開業いたしました。勇退された前任の高橋先生が20年ほど前に開設され、これまでの間、地域の動物と飼い主さんとの間に築き上げてきたものを失うのはもったいないと思い、手を挙げさせていただきました。

動物と飼い主さんにとって最も良い選択肢を

田中 翔 院長

その子にとって、飼い主さんにとって最もいい方向へ向かうお手伝いができればと考えています。
獣医療的に最も良い治療法があるとしても、その選択がすべての飼い主さんにとって当てはまるとは限りません。例えば、入院下での加療が適切であっても通院を望まれたり、その逆もあります。常に研鑽を重ね、最善と思われる治療法を提案した上で、飼い主さんにとって、その子にとって最も負担が少なく最良と考えられる方向性を一緒に見出していければと考えています。

循環器分野の診療にも力を傾けていきたい

田中 翔 院長

循環器疾患、心臓の病気は勤務医時代にも多く拝見してきました。昨今はペットの高齢化が進んでいることもあってか、心臓の病気が増えている傾向にあります。チワワやトイプードルなど犬種的に循環器系の疾患にかかりやすいワンちゃんも多いので、それらの病気に苦しむ子たちに適切な治療を届けていきたいと思っています。
当院はレントゲンはもちろんのこと、エコーや血液検査の設備も揃えています。多くの循環器疾患は適切な検査による評価のもと、お薬の内容を変えていく必要があり、経過をしっかり見ていきながら、苦しむことがないよう支えていきたいと考えています。

また、外科や麻酔に関しても力を入れて勉強してきた分野です。麻酔のかけ方1つとっても様々あり、やり方によっては術後の経過に大きく影響することもあります。今後、この分野においてもできる限り研鑽を重ね、より幅広い疾患にも対応できるようにしていきたいです。

地域に根付いた動物病院として、より多くのニーズに応えていきたい

以前勤務していた病院はいわゆる1.5次病院という位置付けで、踏み込んだ部分の治療も行ってきました。当院は1次病院として地域に根付いた病院であり、疾患によっては対応が難しいケースが出てくるとは思いますが、その際も実際にどのような検査や処置が必要なのかをご説明し、責任を持って適した施設へご紹介させていただきます。

また、将来的には夜間の診療も行いたいと考えています。以前の病院でも夜間救急医療に携わっていました。一刻を争うケースが多い救急現場では、昼間の診療とは求められるものが違ってきます。そこで培ったスキルを活かして、そういった方面からも地域の飼い主さんのお役に立てればと思っております。

これから受診される飼い主さんへ

飼い主さんにとって、その子にとって最善の選択ができるようお手伝いさせていただければと考えておりますので、何か困ったことがあればお気軽にご相談ください。昨今は認知症の子も増え、その介護に忙殺されている飼い主さんも多いと伺っています。そういったケースにおいても、飼い主さんにリフレッシュしていただくために当院での一時預かりも可能です。その他、ワンちゃんネコちゃんに関することであればなんでも構いません。どうぞお気軽にお問い合わせください。

※上記記事は2024年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

田中 翔 院長 MEMO

  • 出身地:広島県
  • 出身大学:北里大学
  • 趣味:ドライブ、映画鑑賞、旅行
  • 好きなこと:筋トレ
  • 好きな観光地:沖縄県

田中 翔 院長から聞いた
『犬の僧帽弁閉鎖不全症』

適切な検査と適切なリスク評価に基づき、進行度に応じたお薬の使用が求められる

心臓の弁(僧帽弁)の機能低下により症状が進むと、僧帽弁が変性を起こし、血液の逆流が起こるのが僧帽弁閉鎖不全症です。平らな弁に粘液が溜まって腫れて膨らんでいくことから、最近では僧帽弁粘液種様変性と言われます。
以前は、心雑音が認められた場合、レントゲン撮影を行い、さらに心拡大も認められた場合、お薬を処方するというのが一般的な治療の流れでした。現在では、エコー検査の精度が上がり、心機能を数値化してその結果から肺水腫などのリスクを把握し、進行度に応じた治療が求められるようになっています。今、その子がどういう状態にあり、なぜこの薬が必要なのかということを飼い主さんに理解していただけるよう説明することが大切です。

グラフで見る『田中 翔 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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