にし動物病院
川崎市宮前区/犬蔵/たまプラーザ駅
- 犬
- 猫
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西 康男 院長 への独自インタビュー
獣医師になったのはやはり、父の存在があったから
19989年に日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)を卒業し、2005に医学博士を取得。その後、動物病院での臨床経験を積み、1992年に『にし動物病院』を開院致しました。
最初は私と同じく獣医師である家内の地元にほど近い、青葉区美しが丘に病院を構えていましたが、ほどなくして駐車場の問題に突き当たりました。開院当初は病院の前に車を停めても何の支障もなかったのですが、道路交通法の改正に伴い、心ならずもお客様にご不自由を掛けてしまうことになったのです。
何処かよい場所はないかと探していたところ、2008年に縁あって宮前区のこの場所に移転することとなりました。
家内は獣医師になるという強い意思を持ってそうなったタイプなんですが、私の場合は小さい頃より獣医師を目指していたというわけではなかったんです。
父は自宅で動物病院をやっていました。絶えず動物と接する環境には育ちはしたのですが、それがそのまま将来の職業とは考えていませんでした。違う職業に憧れていたこともありますし、その夢を追いかけたこともありました。その目標を失ってしまった時、頭に浮かんだのが小さい頃に見ていた診療に臨む父の姿でした。
開院して20年(2011年現在)に及ぼうとしていますが、いまとなってはあの時の選択は間違ってなかったと思うようになっています。
地域のホームドクターとして、親身に、真摯に診療にあたる
ワンちゃんやネコちゃんの小さい時からその最期まで、親身に真摯にホームドクターとして診ていきたいという想いで毎日患者さんと接しています。
当院の患者さんは、ワンちゃんやネコちゃんが主となりますが、その他の小動物についてのご相談も承っております。専門家というわけではございませんが、出来る範囲でというお話を飼い主さんにさせていただき、相応の治療をさせていただいています。
現在では動物によって専門が細かく分かれ、その体制も整っていますから、昔のように、とにかく何でも無理に治療をおこなう必要はありません。むしろ最初に診る医師の立場で適切な診断を下し、状況によってニ次診療へご紹介するといった柔軟な姿勢が求められていると考えています。
自分で背負い込んでしまうことで、本来は必要のない措置をとってしまったり、治せるものが手遅れになってしまう事態を招きかねないんですね。
町のお医者さんとして、患者さんにとって本当に良いことは何であるかを常に念頭に入れ、その判断を正確に見極める必要があると考えています。