ハヤト歯科クリニック

木田 勇人 院長への独自インタビュー

兄に導かれ、郷里の風景に導かれ、この場所に

親族や兄の影響もあり、歯科の道に進みました。小さい頃から「手に職をつけたい」と考えていた私にとって、この世界は性に合っていたのでしょう。大学卒業後は付属病院の補綴科に勤務しました。補綴を選んだのも、子供の頃から「モノを作る」ということが好きだったから、という面もあります。好きなもの、得意なものを伸ばしたいという気持ちがそこにはあったのでしょう。
1995年に『ハヤト歯科クリニック』は開院いたしました。鶴見大学の出身ですから、横浜近辺で開業地を探していたところ、たどり着いたのがこの街でした。私は愛知県渥美半島の伊良湖岬の出身です。絵に描いたような田舎の街で、こことぴたり同じではありませんけども、どこか落ち着いた雰囲気のあるこの街が、私に合っているような気がしたんですね。

開業医に求められる条件

地域に密着してあらゆることを網羅したクリニックでありたいと考え、これまで診療をおこなってきました。様々なニーズを持つ患者さんがおられます。お子さんも含め、多様なニーズに出来る限り応えることの出来るクリニックでありたいのです。
ただ、開業の頃とは少し違ってきている面はあるでしょうか。例えば矯正治療の場合、補綴のためのちょっとした矯正はおこないますけれど、本格的なものについては信頼の出来る先生の元へご紹介しています。今、治療はどんどんと細分化されてきていますから、その専門性を尊重していく時代だと思うのです。もちろん、「知らない」ということは許されません。知っていてなおかつ、自分が充分におこなえるものなのか、それともより高度な専門性が求められるのであれば紹介するべきなのか。その線引きをしっかりとしていかなければなりません。求められるのは患者さんの利益であり、「自らを知る」ということも大事なことと認識しています。

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